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【大リーグ】

インディアンスが2連勝 救援左腕ミラーが連日の快投

2016年10月17日 紙面から

◇ALCS第2戦 インディアンス2−1ブルージェイズ

 今の大リーグで「ミラー・タイム」とは“神ってる”時間だ。インディアンスの救援左腕アンドルー・ミラー(31)は2−1の7回から3番手で登板し、いきなり4者連続三振。結局、全て宝刀スライダーで5三振を奪うなど2イニングを完璧に抑え、チームに2連勝スタートを運んだ。

 「野球に魔法のスイッチなんかない。猛練習し、できることを全てやって準備するだけだ」。米複数メディアによれば、ミラーは冷静に語った。

 今PSは登板4試合(計7イニング2/3)で打者28人から17奪三振(K)、無失点。「2日連続5K以上」「計5イニング以上で半分以上の打者からK」は、ともにPS史上初。「(前日から)7連続K」「3試合で4K以上」はPSタイ記録だ。

 通算219勝の殿堂右腕ペドロ・マルティネスさん(元Rソックスなど)は、自身のツイッターで「ミラーは10月のマリアノ・リベラ(ヤンキースでワールドシリーズ優勝5度の元守護神)よりすごい」と激賞した。

 過去のLCSで2連勝スタートから勝ち抜けた確率は88・9%(27チーム中24チーム)。「ミラー・タイム」の続きは、まだまだ見られそうだ。

 

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