日教組は18日、東京都内で臨時大会を開き、今月末で4年間の任期を終える加藤良輔委員長(63)の後任に、岡本泰良書記長(55)を選出した。
大会では、月内に施行される見通しの安全保障関連法の早期廃止のほか、原発再稼働や米軍普天間飛行場の辺野古移転への反対を訴える特別決議を採択。安倍政権が今夏の参院選で憲法改正を争点にしようとしているとし「暴走を断じて許してはならない」とした。
岡本氏は「学校現場からの教育改革を市民的、国民的な運動に広げていかなければならない。社会的対話力の強化が必要だ」とあいさつした。