IoTなどのデータ保護 有識者会議で議論始まる
あらゆるモノをインターネットで結ぶ「IoT」などで入手した膨大なデータについて、どのように知的財産として保護するかなどを検討する経済産業省の有識者会議が17日から本格的な議論を始めました。
「IoT」やAI=人工知能の技術では、さまざまなセンサーなどから得られる膨大な情報がリアルタイムで収集、分析され、企業などの間でやり取りされますが、データそのものや、その分析結果について、「著作権法」などによって知的財産をどのように保護するかがはっきりしていません。
このため経済産業省は、こうしたデータを知的財産として保護するための法制度の在り方について、17日から有識者による会議で本格的な検討を始めました。
会議では自動車分野やロボット分野、医療・介護分野といった業界別に課題を洗い出したうえで、知的財産を守るための法整備を検討するほか、データの特許権などを悪用して利益を得ようとする「パテント・トロール」と呼ばれる行為への対策についても話し合うことにしています。
経済産業省の有識者会議は、今年度中に結論を取りまとめることにしています。
このため経済産業省は、こうしたデータを知的財産として保護するための法制度の在り方について、17日から有識者による会議で本格的な検討を始めました。
会議では自動車分野やロボット分野、医療・介護分野といった業界別に課題を洗い出したうえで、知的財産を守るための法整備を検討するほか、データの特許権などを悪用して利益を得ようとする「パテント・トロール」と呼ばれる行為への対策についても話し合うことにしています。
経済産業省の有識者会議は、今年度中に結論を取りまとめることにしています。