東宝 ヒット作で中間決算増益 年間でも過去最高の見通し
「シン・ゴジラ」や「君の名は。」などのヒット作が続く大手映画会社の「東宝」は、ことし8月までの半年間の中間決算で、本業のもうけを示す営業利益が、減益の予想から一転して増益となりました。年間の業績予想も上方修正し、営業利益は3年連続で過去最高を更新する見通しだとしています。
「東宝」が17日に発表した、ことし3月から8月までのグループ全体の中間決算によりますと、営業利益は244億円で、前の年度の同じ時期を0.3%上回りました。
これは、人気映画シリーズ、「ゴジラ」の最新作で、ことし7月に公開が始まった「シン・ゴジラ」の興行収入が77億円を超えるなど、映画のヒットが相次いだことが主な要因で、営業利益は前の年度を下回る減益の予想から、一転して増益となりました。
さらに、8月下旬に公開されたアニメーション映画、「君の名は。」の興行収入は154億円を超え、業界誌の「興業通信社」によりますと、邦画のアニメーション映画で興行収入が150億円を超えるのは、平成20年の「崖の上のポニョ」以来、8年ぶりだということです。
このため、来年2月まで1年間の営業利益の見通しも、これまでの330億円から470億円に上方修正し、3年連続で過去最高を更新する見通しだとしています。
東宝の太古伸幸常務取締役は「社会現象を呼ぶ映画を製作でき、業績の向上につながった。インターネットのソーシャルメディアで、リピーターを増やせたことがヒットの要因だと思う」と述べました。
これは、人気映画シリーズ、「ゴジラ」の最新作で、ことし7月に公開が始まった「シン・ゴジラ」の興行収入が77億円を超えるなど、映画のヒットが相次いだことが主な要因で、営業利益は前の年度を下回る減益の予想から、一転して増益となりました。
さらに、8月下旬に公開されたアニメーション映画、「君の名は。」の興行収入は154億円を超え、業界誌の「興業通信社」によりますと、邦画のアニメーション映画で興行収入が150億円を超えるのは、平成20年の「崖の上のポニョ」以来、8年ぶりだということです。
このため、来年2月まで1年間の営業利益の見通しも、これまでの330億円から470億円に上方修正し、3年連続で過去最高を更新する見通しだとしています。
東宝の太古伸幸常務取締役は「社会現象を呼ぶ映画を製作でき、業績の向上につながった。インターネットのソーシャルメディアで、リピーターを増やせたことがヒットの要因だと思う」と述べました。