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世話見返りに親族に現金要求か

10月14日 09時48分

世話見返りに親族に現金要求か

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愛知県新城市で71歳の女性が遺体で見つかった事件で、逮捕された男女2人が女性の身の回りの世話をした見返りに親族に食事代などとして現金の支払いを繰り返し求めていた疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は2人が金目当てに女性に近づいた疑いもあるとみて詳しいいきさつを調べています。
新城市七郷一色で去年12月から行方が分からなくなっていた荻野サクコさん(71)は自宅近くの廃屋から白骨化した遺体で見つかり、住所不定・無職の小久保裕弘容疑者(40)ら2人が、12日、死体遺棄の疑いで逮捕されました。
警察や市によりますと、小久保容疑者らは去年9月ごろから、市の担当者らに「荻野さんの遠い親戚だ」と名乗り、山あいで1人暮らしをしていた荻野さんの家に出入りして、一緒に買い物にでかけるなど身の回りの世話をしていたということです。
その後、2人が荻野さんの親族の女性に「面倒を見て金がかかった」などと言って、食事代やガソリン代の名目で現金の支払いを繰り返し求めていた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかりました。
2人はこの事件のあと、さい銭箱の金を盗んだとして逮捕・起訴されています。
警察は2人が金目当てに荻野さんや親族に近づいた疑いもあるとみて詳しいいきさつを調べています。

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