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教育長や教員ら13人に歳暮
10月14日 09時48分
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教科書会社が検定途中の教科書を教員などに閲覧させていた問題に関連して、平成27年度までの4年間に愛知県内の教育長や小中学校の教員ら13人が、会社側からお歳暮として果物などの品を受け取っていたことが教育委員会の調査でわかりました。
お歳暮を贈っていたのは、いずれも東京に本社がある教育芸術社と大日本図書です。
愛知県教育委員会によりますと、平成27年度までの4年間で、県内の市や町の教育長や小中学校の校長や教諭だった、計13人が、2つの会社からお歳暮としてリンゴやジュースの詰め合わせなど、1500円から5600円相当の品を受け取っていたということです。
このうち4人が、教科書の採択に関わる立場にありましたが、教育委員会は関連する会議の議事録などを調べた結果、いずれも採択に影響はなかったとしています。
13人は、その後、受け取った品と同額程度の品物や現金を送り返したということです。
愛知県教育委員会義務教育課の浅野薫史主幹は「教科書採択の公正・公平に疑念を生じさせたことを深く反省し、再発防止に努めたい」と話しています。
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