10月14日 09時48分
2度の震度7を記録し災害関連死を含めると、これまでに110人が亡くなった熊本地震の発生から14日で半年です。
熊本周辺では今も余震が続き、被災地から愛知・岐阜・三重の3県に少なくとも60人あまりが避難しています。
熊本地震では半年前の4月14日に熊本周辺を震度7の大きな揺れがおそい、2日後に再び本震の震度7が発生して、9000近い建物が全壊、災害関連死を含めるとこれまでに110人が亡くなっています。
熊本周辺ではいまも余震が続いていて、九州を離れて避難している人も多く、NHKが調べたところ東海3県には少なくとも61人が避難し、公営住宅などで生活を続けているということです。
一方、自治体による復興支援も継続していて、10月も岐阜県と三重県、そして、名古屋市から計6人が被災地に入り、復興工事や学校の支援を行っているということです。
自治体職員の応援は、この半年で、東海3県と名古屋市だけでも、延べ1500人にのぼり、今後も支援を続けるとしています。
名古屋市の担当者は「被災地は徐々に落ち着きを取り戻しているが先日も阿蘇山が噴火するなど、災害対応が続いている。必要な応援は続けたい」と話しています。
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