<どぼくのげんば 番外編VOL.2>

訪問日:2016年8月27日
場所:静岡県駿東郡小山町須走



今回訪問したのは、駿東郡小山町にある工事現場。平成22年に発生した台風9号の豪雨により被害を受けた箇所の復旧を行っています。この日は、普段現場で働いている作業員の方たちのご家族を招いて「奥様現場見学会」が開催されました。



まず、参加者全員で工事概要の説明を受けます。見学会に参加した奥様・お子さんの大部分が、今回初めて工事現場に入るため、みんな興味深そうに重機や現場の様子を見ていました。
説明が終わると、専用のモノレールに乗って標高1,100mにある工事現場に向かいます。奥様たちは怖々、お子さんたちはワクワクした様子で乗り込んでいきます。



現場には5分ほどで到着しました。標高1,100mというだけあって、見下ろすと足元には雲がかかっています。この日はあいにくの雨でしたが、晴れた日は富士山を眺めることができるそうです。
実際に自分の旦那様が働く現場を見て、そのスケールの大きさにびっくりする奥様もいれば、「あんなにすごいところで働いているなんて、ちょっと旦那を見直した!」と話す奥様もいました。普段家庭で話を聞いているだけではわからない、工事現場の様子を知ることができて、感動している方が多いようでした。



再びモノレールに乗って、元の場所に戻ります。その後は、奥様たちから旦那様たちへのインタビュータイムとなります。
「どうしてこの仕事を選びましたか?」という奥様の質問に対して、「ものづくりをしていて、完成して形になるものの喜びを知ったから」と回答する旦那様。また「この仕事で誇りに思うことはなんですか?」という質問に、「出来上がったものが、ずっと残ること」と回答する旦那様も。さすがに夫婦とあって、現場のあちこちで照れくさそうに旦那様たちが回答していました。



実際の工事現場を見学することで、奥様たちは、建設業という仕事の大切さとそこで働く旦那様のかっこよさを再確認したようです。そして、お子さんたちは、建設業の仕事に興味津々の様子でした。 こうした現場見学会などを通じて、「大人になったら建設業界で働きたい!」と思うお子さんが増えるといいな、と感じた一日でした。


おわり


案内人

株式会社建設システム 広報・企画制作部
伊藤 奈美

奥様・お子さんを対象にした見学会に参加するのは初めてのことでしたが、アットホームな雰囲気でとても楽しく取材できました。自分の家族に仕事ぶりを見てもらえる、素敵な見学会だと思いました。



関連リンク

・小野建設株式会社