大黒摩季、6年ぶり単独公演!故郷・札幌でWの歓喜!日本ハム日本S進出「でかした」

2016年10月17日6時0分  スポーツ報知
  • 故郷・札幌でパワフルな歌声を披露した大黒摩季

 歌手の大黒摩季(46)が16日、故郷の札幌・ニトリ文化ホールで6年ぶりの単独公演を行い、プロ野球・日本ハムの日本シリーズ進出を祝福した。2010年から子宮疾患の治療のため活動休止し、今年6月に活動再開。完全復活のステージで、新曲のタイトルにかけて「でかした!えらい!『Higher↑↑Higher↑↑』で(日本シリーズに)行ってこい!という感じ」とゲキを飛ばした。

 夫は福岡出身でソフトバンクのファンだ。「夫婦で冷ややかな感じだけど。相方(夫)の実家に行けない」と苦笑いも、約9キロ先の歓喜に興奮冷めやらないまま向かったステージ。15年前の01年6月には、札幌Dのこけら落としの式典で歌声を響かせた。「“開幕”で歌ったのは私だ~」とファンとも喜びを分かち合った。

 日本ハムは最大11・5ゲーム差から大逆転でリーグ優勝し、頂上決戦にコマを進めた。自身は長い投薬治療と手術を乗り越え、表舞台に帰ってきた。活動再開後に音楽フェス出演などをこなし、故郷から本格的な再出発。この日の会場(旧北海道厚生年金会館)は05年に施設存続危機となった際、存続運動に参加してライブしたことがある。思い出の地で「札幌を旅立った時のピチピチの18歳の気分」と原点に立ち返った。

 心が折れかけたこともあった。「おなかを(手術で)2回も切って、一回はダメだと思った」。復帰に向け、プロレスラーのジェイク・リーの指導の下でボクササイズに取り組み、週1ペースで3分×5ラウンドのトレーニングを重ねた。「感じたことない極限を味わった」。ブランクを感じさせない27曲の熱唱を届けた。

 来年2月から自身初の47都道府県ツアーを行うことも発表した。ツアー中の5月27日からデビュー25周年に突入。「歌い手として(ファンに)もらった命。全てが恩返し。私たちの世代、地方から出るのは大ごと。私があいさつに出向く」。休止期間を貴重な財産に、生まれ変わったつもりで新たな歌手人生を歩んでいく。

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