パスポート発行から150年 成田空港で式典
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150年前の17日、日本で初めて、江戸幕府から今のパスポートにあたる文書が発行されたことを記念する催しが、成田空港で開かれました。
17日は成田空港の国際線の出発ロビーで、外務省と日本航空が記念の催しを開き、パスポートの歴史を伝える品々が展示されました。
今から150年前の1866年10月17日、江戸幕府から曲芸師の隅田川浪五郎に、現在のパスポートにあたる「海外渡航文書」が初めて発行され、浪五郎が率いる一座は船で渡米しました。
当時の文書には、写真の代わりに「眼小キ方」(めちいさきほう)とか「鼻高キ方」などと、顔や体の特徴が記されています。
記念式典で外務省旅券課の青柳芳克上席専門官は「海外渡航が、どう始まったかを振り返ることで、今の旅が深まると思います」と述べました。
空港では当時のパスポートにまつわる記念品が配られ、乗客たちは記念品を受け取って旅客機に乗り込んでいました。
外務省によりますと、パスポートの発行数は戦後、観光渡航の自由化や成田空港の開港などで飛躍的に伸び、去年末の時点で、日本人のほぼ4人に1人にあたる3058万人に発行されています。
渡航先によっては、パスポートの有効期限が一定期間ないと入国できないため、外務省や航空各社が注意を呼びかけています。
今から150年前の1866年10月17日、江戸幕府から曲芸師の隅田川浪五郎に、現在のパスポートにあたる「海外渡航文書」が初めて発行され、浪五郎が率いる一座は船で渡米しました。
当時の文書には、写真の代わりに「眼小キ方」(めちいさきほう)とか「鼻高キ方」などと、顔や体の特徴が記されています。
記念式典で外務省旅券課の青柳芳克上席専門官は「海外渡航が、どう始まったかを振り返ることで、今の旅が深まると思います」と述べました。
空港では当時のパスポートにまつわる記念品が配られ、乗客たちは記念品を受け取って旅客機に乗り込んでいました。
外務省によりますと、パスポートの発行数は戦後、観光渡航の自由化や成田空港の開港などで飛躍的に伸び、去年末の時点で、日本人のほぼ4人に1人にあたる3058万人に発行されています。
渡航先によっては、パスポートの有効期限が一定期間ないと入国できないため、外務省や航空各社が注意を呼びかけています。