今月初めに新聞各紙で一斉に報道されましたが、匿名による告発を受けて東京大学の複数の研究室で不正疑惑が持ち上がり、現在予備調査がされています。
東大:医学論文に不正疑惑 4研究室対象、本部が予備調査 - 毎日新聞 2016/09/01
http://mainichi.jp/articles/20160901/k00/00m/040/177000c
論文不正調査、22本に広がる 東大 :日本経済新聞 2016/09/05
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO06910140V00C16A9CR8000
東大論文、別の11本にも不正疑い、予備調査開始:朝日新聞デジタル2016/09/05
http://www.asahi.com/articles/ASJ956WZ6J95UBQU009.html
本調査が開始されるかまだ不確定ですが、STAP騒動で有名な元東大特任教授の上昌広氏によると、完全アウトな不正だとのことです。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47797
新聞各社の報道では、匿名による告発があり予備調査に入ったという大学本部の発表と自社に送られてきた告発文を基にした報道があるのみで、識者・専門家に取材してコメントを取っているメディアは見当たりません。また、NHKでは報道自体がまったくされていないようです。STAP騒動では上昌広氏はマスコミに引っ張りだこでしたが、今回の不正問題についてはマイナーなネットメディアに記事が載っているのみです。
科学の最高権威東京大学で起きた論文不正問題については、しっかりとした本調査を期待したいところですが、この不正疑惑に関して今までのところネット上でもあまり目立った議論は見当たりません。科学ジャーナリストや研究者達の反応が、同じように匿名告発から始まったSTAP細胞論文不正問題の狂騒とこれほど違うのは一体どういうことなのでしょうか。
STAP騒動初期からマスコミと研究者社会の問題を取り上げている「DORAのブログ」に今回の不正告発に関する詳しい記事がありますが、その中でDORA氏はこう書いています。
http://blogs.yahoo.co.jp/nx3262p0yz057j/folder/79935.html
「小保方氏の論文不正に対しては、場外乱闘も何でもありで、あれほど喧しく騒ぎ立てたマスコミも、この件に関してはいたって静かである。しっかし、東大の不正、巨悪に関しては見て見ぬふりしている人間が、「小保方の不正は許せん!」などと正義を気取って拳を振り上げてもなあ。しらけるよな。」
結局、不正は許さないと言って小保方さんを叩いた人達は、何の権力もない個人に対しては徹底的に叩き続けても、権威・権力のある相手に対しては何もモノ申すこともないのでしょう。
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>それを議論しなくても良いとは、私は思わないです。
そのようなことは申しておりません。ため息氏の言いがかりが許容限度を超えていたということです。
>もし、その終演を迎えるとすれば、若山氏または、若山氏の関係者(私はこれを予想してますが)が、ESのコンタミ犯であることを告白したときのみでしょう。
A10さんの予想とは、小保方氏はESのコンタミ犯ではない、ということですか?
>>464. A10さん
>>>それを議論しなくても良いとは、私は思わないです。
>>そのようなことは申しておりません。ため息氏の言いがかりが許容限度を超えていたということです。
なるほど。
お返事ありがとうございます。
>>A10さんの予想とは、小保方氏はESのコンタミ犯ではない、ということですか?
以前にも少しそう言ったことをコメントしてます。
あくまで予想なので、根拠はありません(全くでもないですが)し、ここで、それに言及するつもりもありません。
小保方氏である可能性がゼロだと思っているわけでもないですが、小保方氏が故意にすり替えたと言うのは、可能性が低いのではないかと思っています。
それはいささか自分勝手な発想ですね。
小保方さんの手記が正しければ、ほとんどの人たちが科学界の人間を
軽蔑しますよ。法律的には或いは科学的には反論する必要が無くても
それが出来ないと言う事は、その内容が正しいからだと普通は考えます。
A10さんの話しでは、若山さんや一部の科学者は科学界のことよりも
保身第一と言う事になりますね。そんな人たちが小保方さんを責める資格は無いと思いますが。
普通は「双方の主張をじっくり聞いてからじゃないと判断できない。」と大人は考えるんですよ。
だったら、話してほしいんですけどね。
それが、出来ないいんですかね(笑)
>>小保方さんの手記が正しければ、ほとんどの人たちが科学界の人間を軽蔑しますよ。法律的には或いは科学的には反論する必要が無くてもそれが出来ないと言う事は、その内容が正しいからだと普通は考えます。
する必要がなければ、出来てもやりませんから、正しいとは限りません。
また、手記が正しければ、科学界の人間ではなく、若山氏とその仲間を軽蔑すべきです。
前から指摘していたと思いますが、mさんは、一を十とするのがお好きですね。
>>A10さんの話しでは、若山さんや一部の科学者は科学界のことよりも保身第一と言う事になりますね。そんな人たちが小保方さんを責める資格は無いと思いますが。
私はそんなことは話してません。
小保方氏の手記の内容には、思い込みがあると思ってますので、思い込んでいる人に対して、何を説明したところで、堂々巡りなのは明らかですから、法的措置を講じられない限り、反応はしないと思います。
特に弁護士団が後ろで手引きしてますから。
手記が真実ならば、小保方氏が法的措置を講じれば終わる話なので、それをしないことの方が、なんでなんだろう、と思っているところです。
その「話して欲しい。」という姿勢なら、ありだと思います。
語るべきといった「べき」という言い回しはできないと思います。
若山氏がESのコンタミ犯であると言う明確な科学的な根拠が出てこない限り、憶測で結論を出すのは、このブログの主旨にも反することと思います。
答えないことが根拠であると言うことには同意しません。
若山氏が犯人であると仮定するのであれば、調査結果などから推測できる科学的な根拠を基に、若山氏でなければ出来ないことを検証していきましょう。
それが、このブログの本来の議論のあり方ではないかと思います。
結論ありきの決めつけはダメですよ。
他のブログでかなりの議論がなされても若山氏に特定されなかったので、長い道のりになると思います。
しばらく忙しいので、今後は見るだけになるかもしれません。
判決が下りて罰を受けた人が、「その裁判はおかしい」などと言われてなにかするでしょうか?意味がありません。
再審請求など法的拘束力のある手続きがなされた時以外はなにもありません。必要ないですから。
若山―小保方の間で作業が完全に分かれていたようなので。
『エビゲノムと生命』(p209)によれば、若山照彦教授は1997年に体細胞クローンマウスの作製に成功された大先生です。『あの日』からは小保方女史の若山先生への感謝の気持ちが読み取れます。研究が好きで、生命現象の真理に迫りたいという思いがあれば、関係の修復はいくらでも可能だと思っています。
科学者でなくとも一定程度の議論と理解は必要でしょうね。ただし、原理的に一部の論理的整合が取れていたとしても、始まり若しくは終わりの正しさが担保されない限り、全体が正しいとは言えないということぐらいは論者同士で確認する必要がありますね。枝葉末節で先鋭化して不毛になることは避けたいです。科学の森は深いですから。
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理想はそういう公明正大な研究者かもしれませんが、殆どの研究者は保身といいますか、自分のポジションを守ることに必死です。周囲に攻撃されないように自分が自分の研究に集中できる環境をどうしたら得られるか、日々考えていても不思議でない。段々そういった心の働きが当たり前になる。むしろ目先では責任ある人のように見えることも。根深い問題かもしれません。良いこととは言いませんが。
公式裁定は中間の論理については流石に職業人らしく整合はとれている部分が多いとは思いますが、広い意味で何を正として前提を置いているのか、論理の始まりや帰結に若しくは語られている事実に一部の企みや意図が混じり混んでいないのか、書かれていないことは何か、そのまま盲目的に正とするには、原理的に難しい点が大いにありそうです。
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双方の主張を聞く、とても大事です。同意。
ではお聞きします。
STAP論文ではジャームライントランスミッションの実験は何回行われていますか?
そこでFLSは使われていますか?
調査報告書ではジャームライントランスミッションでGFPがホモのはずの光らないマウスが生まれた事が問題視されていました。
もしジャームライントランスミッションが複数回行われていたならその都度GFPが光らないマウスが生まれたはずです。仮に若山氏が白なら当然疑問視するはずです。
この事をどう考えますか?
A10さんも一つのSTAP幹細胞からジャームライントランスミッションが行われたから問題ないと答えるのですか?
染色体挿入の CAG-GFP は存在せず、ES 細胞 FES1 に存在する第 3 染色体挿入の Acr-GFP
が検出された。」
FLS由来のカルスキメラ子は、すべての試料でGFP陽性だと思います。
桂報告書でジャームライントランスミッションがあったとされているのは、STAP細胞から作成した2Nキメラのところになってます。
STAP細胞から作成した4Nキメラも、ArticleのFig.5kだったと思いますが、All-GFP+と記載があり、写真もすべてのキメラ子が光ってます。
で、問題のジャームライントランスミッションですが、通常は、例えばGFP陽性のキメラ子を使って、GFP遺伝子を持っていないマウスと交配させて、生まれる子にGFP遺伝子が引き継がれているかをみるものですので、引き継ぎ率が50%であっても特に問題ないと思いますけど。
>。『あの日』からは小保方女史の若山先生への感謝の気持ちが読み取れます。
『あの日』を正しく読んで下さる方があって、心強く思います。
ただ、根拠のない憶測で申し訳ありませんが、キメラマウスが本物だったかどうかについては、些かの疑問を持っています。もし、本物であるならば、論文撤回をあんなに固執なさる筈がない、というのが、私の個人的な感想です。
若山先生との関係の修復も、難しそうです。
なぜなら「あの日」に正式に反論している人は皆無だからです
反論するためには、フィクションとか抽象的な意見を言ってるんじゃなくて、ここが間違っていると言わないといけないからです
小保方氏としては心境を綴ったものであり、理研を退職したことにより当面の生活費等を稼ぐ手段として出版したのかと。
科学的な議論については当然論文の形で表明するもの。
それは小保方氏も科学者の端くれとして理解されているかと思います。
HPの序文で示していますが、再現実験の結果等は論文として後日纏められる予定と伺っています。
その時に議論すればよいかと思います。
ただ、STAP細胞論文と小保方氏にかけられた疑惑、疑義の多くが科学的な議論とは別物の話であったことも事実です。
そのことを明らかにしたのが『あの日』です。
小保方氏のその都度出された反論、そして『あの日』に書かれている事実。
そのことを抜きにしてSTAP細胞論文と小保方氏にかけられた疑惑、疑義を語ることはできません。
これまで指摘されてきた疑惑、疑義のほとんどが、科学とは無縁の、科学的論拠も、根拠もない代物でした。
そのことについては、科学的な検証はもちろん、事実面での検証がぜひとも必要です。
今なお残る多くの謎を解明するためにも、疑惑の発覚以降沈黙を守り続けている若山氏には、ぜひとも真実を語っていただきたいですね。
この手記は「理研を退職したことにより当面の生活費等を稼ぐ手段として出版した」などと言うやわなものでは無く、今の科学界の腐りきった科学者の実態を告発した手記だと思います。
そんな手記に対し、フィクションだと言う理由で答えないのなら、内容を認めたのだと理解します。だって普通はどう考えても、そしてどんなに科学的な理屈を並べてもそれが一般論ですから。ジムさんに同意です。
何か勘違いされてませんか?
質問の意味を取り違えてるのでしょうか?
若山氏はGFPホモのマウスでジャームラインを行なっていたという前提ですよね。それが実際はGFPヘテロだったという事です。だから全ての子マウスがGFP陽性のはずなのにそうではなかったのが問題になったんですよね?
実際はGFPがヘテロだったので50パーセントなのは当たり前ですよ。
そのジャームラインがSTAP論文で何回行なわれましたか?その全てで若山さんの認識と違っていたのに、何も考えなかったのか?ジャームラインは若山さんのパートなのでA10さんの考えを聞きたいです。
>>STAP細胞から作成した4Nキメラも、ArticleのFig.5kだったと思いますが、All-GFP+と記載があり、写真もすべてのキメラ子が光ってます。<<
こういう記載ありましたかq
それなら面白いですね。このSTAP細胞がFLSなら全てがGFP陽性は相当低いですよね。
ただ、若山先生は、もうどうでも良いのではないかと思っています。仮に説明を求めても、奥様が変なことを仰ってかき乱すのが関の山でしょうから。
485でmさんは、「あの日」を「手記」と仰っていますが、私の見解では、前半が自伝、後半がドキュメントです。そして、前半の美しい記述にも魅せられます。
415の私のコメントに加えてもう一言。
木星さんは将来、小保方さんを応援し続けた、輝かしいジャーナリストとして評価されるようになると思います。
>若山先生は、もうどうでも良いのではないかと思っています。
というか若山氏は論文撤回が最終目的であったため、そのためにはあらゆる手段を使ったのです
論文がなかったことにすれば、自分の罪は免れると考えたからです
目的が達成された今、私にはもう何も関係ないです
>>目的が達成された今、私にはもう何も関係ないです
そうかもしれませんね。でも、純粋に研究に打ち込む一人の若い優秀な科学者をここまで追い込んだことを思うと、やるせなさと怒りを覚えます。
今の日本の科学界には失望します。
論文が撤回されると免れる罪ってなんか変だと思うんですよ。
新しい考えなんだから失敗する事だってあるだろうし。
手続き的には仰る通りでしょう.一般的には手続きが正でないと困りますね.本来,手続きというものは社会の中で社会正義を実現しながら交通整理をするための手段です.今回は「不正を正すんだ」という大義名分で手続きをしましたが,その手続きの根拠たるやドロドロでグサグサであることが後から判明しています.したがって,ここでは「仮に手続き(公式裁定)が正しい状態を目指して運用されているのであれば,社会が自律的に対処して正しい状態へ修正がなされてもおかしくないぐらい,露骨に倫理的な問題が残された状態である」ことを主張しています.仮に何も変わらないと(思えると)しても,不断の努力で正しい状態を目指すことには,社会的な価値があると考えます.この点については見解の相違がありますか?
挙句に,手続きが終わったんだから手続きを正としよう,との主張まで現れたようですが,手続きが終わったから「思考停止」では困ります.手続きの正しさの必要条件は,その内部の科学的な論理や根拠の正しさだけでなく,手続きの大義が社会正義に適応したものであることも大事な観点です.従って,科学的な論議はあくまで必要条件の一部です.この手続きで科学界が守ろうとしたものは何だったのか,実現しようとした正義は何であったのか.このあたりに見解の相違があって,議論が続いているのではないでしょうか.
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これが今回は噴流となって流れ下りました.人間にとって「状況の力」を制御することは永遠のテーマとも言えますね.社会的な手続きは本来「状況の力」を制御するために(しながら)運用されなくてはなりません.教授職という現世の仮初めの地位を守るために暴走させるなどもってのほかです.
「この見事な結集ぶり」にはいろいろと想像力を掻き立てられます。
5. 愚民 2016年10月10日 18:10
こういうのも「出会い」のセレンディピティ?
https://twitter.com/jseita/status/782861950111756288
たまたま見かけたんですが、この見事な結集ぶりに呆気に取られてしまいました。
在米のポスドクさんだった清田純氏が理研横浜に来てたんですね。大日向氏がいるのは、山梨大とも連携してるのかな。それとも、若山さんの船が沈没しそうで降りちゃったとか。
→「出会い」のセレンディピティ - 一研究者・教育者の意見 http://blog.livedoor.jp/pyridoxal_phosphate/archives/66461487.html
>論文がなかったことにすれば、自分の罪は免れると考えたからです
訂正
論文がなかったことにすれば、自分の研究不正は免れると考えたからです
若山氏の論文撤回理由を考えるとジムさんのおっしゃる通りだと思います。
桂調査員がSTAP幹細胞はES細胞だったということが理解できる。
もしキメラもES細胞による捏造だったら、笹井氏がそれを知ったら、科学者としての道を閉ざされることを感じ、自殺に至った原因になりそうですね。
わざとES細胞を使って作ったものを、こうやれば胎盤も光るキメラに見えるかなとか言いながら色々組み合わせたりしているのを想像するのは、罪を暴いていると言うよりギャグを作っている感じがしないでしょうか。
>>こうやれば胎盤も光るキメラに見えるかなとか言いながら色々組み合わせたりしているのを想像するのは、・・・
いいえ、STAP細胞の生存時間が少ないため、キメラができなかったので、ES細胞を使ってSTAP幹細を作り、キメラを捏造したのかなと、想像ししました。
それで若山さんが「特許の権利の51%はわたしのもんだよバカンティーさんガハハハ」とかいえばギャグの完成度が高くなってしまう気がするんですけど。
>いいえ、STAP細胞の生存時間が少ないため、キメラができなかったので、ES細胞を使ってSTAP幹細を作り、キメラを捏造したのかなと、想像しました。
これは、かなり当たっていると思います。ただ、若山先生は、当初から「捏造」する意図はなかったと思います。STAP細胞ではなかなかうまく行かないけれども、ESなら、確かにキメラは出来る。STAPでも、その中何とかなるだろう、という事で、小保方さんへも、「出来た」と伝えた。ところが、現実はそう甘くはなかった。そんな筋書きを想像しています。
そう考えると、う~む、まずいことになった、という事で、小保方さんを、ES捏造犯に仕立てようとしたことや、再現実験への参加を拒否した事も頷けます。
若山先生は最初、それを公表したかったけれども、理研の方からSTOPがかかった、などという事も、妄想しています。
確かに、そうだとすると若山氏の不可解な行動は、
手記への反論が無い事も含め全て、説明がつきますね。
ただ
「若山先生は最初、それを公表したかったけれども、理研の方からSTOPがかかった」
はどうでしょうかね。それなら少なくとも、笹井さんや小保方さんには話しているような気がしますが。
>若山先生は最初、それを公表したかったけれども、理研の方からSTOPがかかった
でも確かに、若山氏以外でも知っていた人はたでしょうね。
あの世間を巻き込んでの異常とも言えるパッシングを考えると
若山氏一人では無いはずです。
しかし、若山氏なら、すべて捏造だとばれないESで細工できます。
>>ただ「若山先生は最初、それを公表したかったけれども、理研の方からSTOPがかかった」はどうでしょうかね。それなら少なくとも、笹井さんや小保方さんには話しているような気がしますが。
違うでしょうね。
最初は、若山氏は本当に小保方氏だと思ってた。
でも、自分の保存サルプルなどを調べていくうちに、小保方氏ではなく、自分に近い人間の仕業だと解ってきた。
それも、若山氏がだんまりを決め込まなければならないくらい若山氏に近い人間。
だと私は以前から予想してます。
若山氏が捏造をする動機は低いですし、もっとうまくやれるので。
>若山氏なら、すべて捏造だとばれないESで細工できます。
>若山氏が捏造をする動機は低いですし、もっとうまくやれるので。
どういう事でしょうか?
>若山氏が捏造をする動機は低いですし、もっとうまくやれるので。
あなたが言う「若山氏がだんまりを決め込まなければならないくらい若山氏に近い人間」がESを入れる動機は何ですか?
わざわざバレるものを混入orすり替える必要がない。
それよりも、若山研究室で起きた「何か致命的な間違い」を隠すために、小保方さんに全責任を擦り付けるように調査用検体のスリカエで研究成果を根こそぎオジャンにしたという方がしっくりきます。
そして、『最初は、若山氏は本当に小保方氏だと思ってた』はたぶんその通りで、遠藤高帆氏の解析もあっての3月のマスコミを通した撤回呼びかけ時点では、小保方さんが犯人だと思っていたのが、途中から(撤回理由書書き換え騒ぎの頃)真相に気付いたのではないかと思います。あの、是が非でも撤回せねばならないという強迫観念に駆られたような撤回理由書のドタバタぶりは尋常ではありませんでした。
それ程の大きな問題が何であったのかは、真相は若山さんに語ってもらう他ないでしょうね。相澤論文のレビューコメントも、議論の中心は若山さんの技術の話になっているようだし、このままだんまりを通すことは無理ではないでしょうか。
A10さんも同じような意見かなと思うのですが若山さんは500. FEさんが仰るように最初から捏造しようと思っていたわけでは無いと思うんです。
500. FEさんのコメントにも有るように、
「STAP細胞ではなかなかうまく行かないけれども、ESなら、確かにキメラは出来る。STAPでも、その中何とかなるだろう、という事で、小保方さんへも、「出来た」と伝えた。ところが、現実はそう甘くはなかった。そんな筋書きを想像しています。」
若山さんの性格なら、有りえる事だと思います。マウスの話しも後から訂正してますし、捏造するつもりは無かったけど小保方さんに「出来た」と言った以上、後には引けなかったのだと想像します。
事の重大さに気づき、論文撤回を求めましたが小保方さんが聞きませんでした。
そこで、自分の立場を守る為、小保方さんに罪をかぶせようとしたのではないかと思います。
それどろどろしていてギャグにならないかもしれないけれど、そういうのじゃなくて本当にできていたという方向でなんとかストーリーできないものでしょうか。
動機云々ではなく、若山先生が捏造するのであれば、小保方さんからもらった細胞からクローンESを作り、そこからキメラマウスを作るだろうというのが趣旨です。
正確な事は若山さんが話してくれなければ誰にもわかりませんが、
元々、捏造すると言う明確な意思が無ければそんな手の込んだことはしないと思われます。あくまで成り行きだったかと・・・
でもそもそも違うマウスが紛れ込んでいるを知らないで小保方さんに渡していたとすると、やっぱりおかしいぞとなってしまったんじゃないでしょうか。
つまり、小保方氏は自分のパートでは無い部分で捏造された可能性があるにも関わらず、何故論文撤回を反対したのでしょうか?
分かり易い解釈があれば教えて頂きたい。
それでは謎のままです。
合理的な理由は無いものでしょうか?
若山氏は完全犯罪だってできるんですから。
>若山氏が捏造したと仮定すると、何故小保方氏は論文撤回に反対したのでしょうか?
確か、論文を撤回してしまうとその研究は無かったことに成ってしまうと小保方さんは言われていたような気がします。彼女にしてみれば自分なりに最大の努力をしてきたからだと思います。加えてアメリカの恩師であるバカンティ教授に強く反対されたからだと思います。
>小保方氏は自分のパートでは無い部分で捏造された可能性があるにも関わらず、何故論文撤回を反対したのでしょうか?
若山氏を、当時は信じていたからではないでしょうか。
その時点では、小保方さんは若山氏が捏造しているとは思ってはいなかったと思います。
小保方さんはSTAP細胞命なんだから、それでも地球は動いている、みたいにならざるを得ないんじゃないでしょうか。
>若山氏を、当時は信じていたからではないでしょうか。
その時点では、小保方さんは若山氏が捏造しているとは思ってはいなかったと思います。
そう思いたいのですが、当時の報道では 「小保方氏は理研の同僚に 若山氏の事を 聞くに堪えない罵詈雑言を浴びせた」 との事でした。
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1395233126/
それでも信頼されていたのか??
やはり謎のままです。
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1395233126/
拝見しました。
ただ、これは2chと呼ばれるもので、ほとんどがいい加減なものが多いんです。
自分もネットは多少は知っていますが、2chのコメントと言うのは
あまり信じない方が良いかと思います。
勿論、全てが嘘とは限りませんが
「小保方氏は理研の同僚に 若山氏の事を 聞くに堪えない罵詈雑言を浴びせた」
これは、何の根拠もなく信じる事は出来ません。
ネット、とりわけ2chにはこんなデマはいくらでも存在します。
どうか
2chごときに惑わされることなく、ご自身の目で真実を見極めて頂ければと思います。そうする事で見えてくるものも有るように感じます。
桂報告書が正しいならば、ないですね。
成り行きでは起こりませんし、捏造する必要がない。
捏造しなくても十分な実績があります。
捏造 がばれたらすべてをなくすことくらい研究者なら解ってますから、必要がない。
間違えて別の系統のクローンマウスを小保方さんに渡していたとすると、
STAP細胞で作ったSTAP幹細胞を使って本当にキメラができていたとしても、
「渡したマウスからはこのキメラはできないはずだ」とか、「酷似のES細胞が有った」とか言うことになり得ると思うんですけど。
>>成り行きでは起こりませんし、捏造する必要がない。
捏造しなくても十分な実績があります。
捏造 がばれたらすべてをなくすことくらい研究者なら解ってますから、必要がない。
ならば、若山氏が小保方さんに「出来た」と言ったのは、間違いなくstap細胞のキメラですか?
>若山氏が捏造したと仮定すると、何故小保方氏は論文撤回に反対したのでしょうか?
?
小保方さんが論文撤回に反対したのは、論文を撤回するとそれはSTAP細胞を否定することになると考えたからです
これは記者会見においても、欧米では論文の撤回はクビを意味すると発言していました
>つまり、小保方氏は自分のパートでは無い部分で捏造された可能性があるにも関わらず、何故論文撤回を反対したのでしょうか?
?
桂調査委員会の調査結果が出るまでは、STAP幹細胞が全てES由来になるとは、つゆほどにも考えていなかったからです
>小保方氏が論文撤回を主張し、若山氏が論文撤回を反対しるケースもありえた?
論文撤回にはハーバード側が反対していたし、小保方さんはハーバード所属なので、それはありえない
若山氏が論文撤回を反対するのは、STAP幹細胞が真正の場合に限る
小保方氏の勘違いです。
事実、Natureは撤回されましたが、バカンティはハーバードをクビになってません。
不正が認定されれば、クビになるケースはありますが、論文の撤回のみではクビは飛びません。
小保方氏は、理研のユニットリーダーになっていたので、論文撤回の議論の時点では、ハーバード大の所属ではないですよ。
実験してた当事はハーバード大所属だったからと言う意味ですかね?
小保方氏が論文の撤回を主張した場合は、反対する人は出なかったでしょう。
そもそも、STAP細胞の研究は、小保方氏の研究テーマですし、論文を一度撤回し、キチンと再現性を取るために、やり直すと言うことなら、皆、同意したはずです。
>小保方氏の勘違いです。
>事実、Natureは撤回されましたが、バカンティはハーバードをクビになってません。
>不正が認定されれば、クビになるケースはありますが、論文の撤回のみではクビは飛びません。
論文の撤回は、欧米ではクビになってもおかしくない致命的な事象ということじゃないですかね
>小保方氏は、理研のユニットリーダーになっていたので、論文撤回の議論>の時点では、ハーバード大の所属ではないですよ。
>実験してた当事はハーバード大所属だったからと言う意味ですかね?
どの時点からハーバードから理研の所属になったのか知らないが、ハーバードと理研の板挟みになったとは「あの日」に書かれていた
>論文執筆者として、仮に自分のパートが正しいとしても、共同研究者が研究不正に関与している疑いがあると確認した時点で、論文撤回すべきと考えます。
だからES細胞由来という研究不正が見つかったのは、桂報告書が出てから
それまでは、研究不正があるとは思ってなかった
若山氏は自分のパート(キメラ)の実験結果に責任が持てないと話されていた記憶があります。
共同研究者が 自分の部分の結果に自身が持てないと話した時点で、撤回されていた方が良かったですね。
桂報告書では解析結果としてコンタミ確定となっておりますが、その時点では遅くぎた感があります。
共同研究者が自分のパートの結果が怪しいと述べた時点で論文撤回するスタンスが、論文執筆者として望ましいと考えます。
>共同研究者が 自分の部分の結果に自身が持てないと話した時点で、撤回されていた方が良かったですね。
>桂報告書では解析結果としてコンタミ確定となっておりますが、その時点では遅くぎた感があります
それはあなたの主観に過ぎない
私は論文の撤回は、研究不正がはっきりしてからでも遅くはないと思う
仮に感情のもつれを引き起こすような言動があったとして,それを水面下で理由にして多数派を形成し,全く別の大義を標榜しながら,公的な手続きに持ち込んだとしたら,手続き的には相当なはき違えですね.言われたのなら言い返してやればいいだけです.もしくは,言動がデマであったとしたら,何らかの動機に基づいて,自分を信じてくれる人に広めて,多数派をとって正しさを主張するというやり方で,これもいただけないですね.どうちらにしても喧嘩とか私刑の類です.公的な手続きでは風説はあくまで風説扱いするのが筋で,明確な根拠がない場合には手続きは行えないのが筋だと思います.刑事裁判でも疑わしきは罰せずという原則がありますね.
537-538
自分以外の人間が介在した事象についてどこまで信じるかといったことになると,原理的に即座の判断は難しいのではないかと思います.さらにはあれだけ風説が吹き荒れている状況下で,どこからどこまでを信じるのか,傍観者でも難しいでしょうから,本人はなおさらです.それこそ様々な点が不確実な中で判断を迫られることになっていたと思います.その状況下では,「現時点で判断できる状況にない.」とありのままを言い切ってしまう必要もあったかもしれません.真面目な人には難しいかもしれませんが.
当時,報道ベースの情報しか見てませんでしたが,あれだけ「小保方 不正!!」という噴流が流れている状態で,若山氏がボソッと「結果を信じることができなくなった」と言っても,自分の結果と小保方氏の結果のどうちらが主語に聞こえるのか.私は小保方氏が主語だったような印象を受けた記憶があります.(根拠がいりますかね?)
結局,このような喧嘩に発展することについては,科学界において,採択された論文は絶対=職で,それ以外の倫理観や価値観があまりに蔑ろにされている(考えている世界が狭い)ことが問題です.話は不正ガイドラインの徹底といったことに落とし込まれているようですが,むしろ最近の指導者層が若い人たちに,競争原理と論文数の価値を言いつのることばかりしていて,他のもっと大事な倫理観や価値観を指導できていないのではないかと危惧します.
いいえ。
論文の撤回は、不正がなくても、普通に行われています。
欧米でも論文の撤回のみではクビは飛びません。
小保方氏が、ハーバードから完全に理研の所属に移り、理研のユニットリーダーになったのは2013年3月1日です。
大学の研究室を主催する教授と同格です。
Nature論文を投稿する10日前。
論文掲載が2014年1月末、疑義が出たのはその直後ですね。
それにしても、あの日p.152、
『当然、若山先生はテラトーマの取違いについても御存知だったと思っていたのだが、3月10日、NHKの取材に対し、テラトーマ画像を理由に「論文を撤回したほうがいい」と発言し、世間に充満していたガスに、一気に火がついた。』
この、天才的な見事なメタファー、こんな所にも、小保方さんの素晴らしさを感じています。
研究者として自分の利益を守る為には。
そして、若山氏の論文撤回理由はほとんどがデタラメでした。
2014年に行われた理研の検証実験(小保方相澤チームと丹羽チーム)は、小保方氏のパートは再現実験に成功し、若山氏のパートであるキメラマウスの作製とSTAP幹細胞の作製は失敗しました。
その実験に若山氏は参加しませんでした。
検証実験については、さまざまな意味で問題の多いものでした。
さらにいえば、STAP細胞の存在を科学的に否定する論理、検証実験はいまだ出ていません。
桂調査委員会の結論も疑問符がつくものばかりでした。
こうした状況を考えれば、理研は小保方氏にこれまでの誤ったふるまいを謝罪し、改めて論文再提出のための実験を再開させるべきですね。
テラトーマの画像に関係なく、あれだけの複数箇所で間違いをしている論文は、普通の研究者の感覚であれば、まずは撤回すると言うのが普通です。
撤回しないと固辞する方がおかしいです。
バカンティ研の論文はそんなのが多いので、ハーバード側が撤回せずに板挟みになったのは理解できますが、小保方氏が説得するべき事ですし、しなかったのは、小保方氏自身もバカンティ氏と同じ考えだったのだろうと思います。
また、あの日に書かれている内容から、テラトーマを何回くらい出来るかは想像ができますから、研究者の立場から言えば、それを間違えた事は驚きしかありませんでしたが。
>テラトーマの画像に関係なく、あれだけの複数箇所で間違いをしている論文は、普通の研究者の感覚であれば、まずは撤回すると言うのが普通です。
邪推ですね。
「普通」とする根拠を教えてください。
『あの日』によれば、理由はさまざまでしょうが、『Nature』誌も含めて、ほとんどの著者は撤回に反対していました。
論文に問題があったとしても、訂正で済むだろうと考えていました。
それを強引に撤回に持っていったのは若山氏です。
ぜひ若山氏には真相を語っていただきたいですね。
http://www.nikkei.com/article/DGKDASGG2400T_U4A620C1EA1000/
『山梨大学教授の若山照彦(47)が、理化学研究所の研究ユニットリーダーである小保方晴子(30)ら共著者に、STAP論文の撤回を呼びかけたのは3月10日のことだった。同日朝、理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市、CDB)の幹部3人からメールや電話で「論文を取り下げたほうがいい」とアドバイスされた。』
2014年3月14日に理研の中間報告があって、その後の3月21日に林茂生GDがフェイスブックに状況説明と私見を書いていますが、色々興味深いことが書いてあります。
https://www.facebook.com/shigeo.hayashi.14/posts/710188975694774
「2)STAP現象とはなんなのか?」にある「残りのデータに真実性があるとする立場の人々」とは、笹井さん達のことでしょう。そして、理研内でもそのような意見を抑えつけて、訂正を許さず論文撤回へと突き進んで行った様子が伺えます。CDB内のパワーバランスが逆転して行ったのも、恐らくこの頃のことでしょう。
中間報告の時点では野依理事長が「鍛え直す」と言っていたものが、3月末の段階では完全に小保方切り捨てに変わってしまいました。笹井さんも4月の会見の頃には間違いの多さに撤回やむなしという判断になっていましたが、流れを見ると訂正で済む筈のものが撤回に追い込まれた感はありますね。
最初はそうだったかもしれませんね。
テラトーマの報道などがあったとしても、訂正箇所がそれだけなら撤回までは考えません。
しかし、調べるうちにあまりの多さに笹井氏ですら、撤回するべきとの判断を下しています。
論文に問題があったら、訂正では済みませんけど。
>ぜひ若山氏には真相を語っていただきたいですね。
確かにそうなのですが、若し真相を語れば、君よ知るや南の国とばかり、匕首を突き付けられている状況を妄想しています。かつて、インタビューに答える若山先生が、どこかおどおどなさっている印象を受けたという投稿がありましたが、妄想が事実だったら、怖いですね。
ですが、科学の専門家は若山さんは正しく、小保方さんは悪と決めました。
そんな中、世に出たのが「あの日」です。これを読むとそういう裏が有ったのかと納得できる部分が多々あります。真意のほどはやはり、若山氏に話していただくしか有りませんけど。
それより、STAPに言及する論文が未だ数本程度なことの方が、科学的興味から気になります。
http://scholar.google.co.jp/
で検索すると、
Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency
H Obokata, T Wakayama, Y Sasai, K Kojima… - Nature, 2014 - nature.com
のところに、引用元213 と出ますけど。
一般的にはあり得ない推移ですね。
どうなんでしょうかね。
税金で飯を食っている以上、国民の疑問には答えるのが筋だと思いますけど・・・
勿論、法的には良いのかもですが、それでは今の科学界への不信感は増々強くなるだけかと思います。
iPSは翌年には200本、それ以降増え続けています。
そろそろ博論の改定版がHPに掲載されるのでしょうか。
またまた話題になりますね。
本数を拠り所に、正しさを主張したつもりになる。始めは一筋の流れでも、最後は大河になる場合もありますね。全部大事にしないと。
ちゃんとした全体構図が出てくるまで待ちますか。
>そろそろ博論の改定版がHPに掲載されるのでしょうか。
というコメントが出たのに乗じて、私なりの見解を述べたいと思います。
小保方さんは、博士号が剥奪された時点で、研究者としても道は完全に閉ざされたと思い、ご自身の持っているものを、すべて投げ出す積りだったのではないかと想像しています。ただ、HPを開設するにあたって、
「小保方さんは、まだこれからの方だし、科学者としての道も、完全に閉ざされた訳ではないから、博士論文は、まだ手元に残しておきなさい。」
というような忠告を受けて、公表を保留することになったのではないかと、考えています。
よく、圧力で科学的真理が捻じ曲げられたと述べる人がいますが、価値のある真理であれば続ける人が絶えることはありません。歴史を見ても自明です。
プロである研究者がほぼ全員、見向きもしていないことから価値がどう評価されているか推し量れるというものです。
それから、一度処分が確定してしまった以上、なにが疑問であろうが、効力のある手続きがなされない限り、再検討されることは「決して」ありません。
社会人なら誰でも知っていることです。
というような忠告を受けて、公表を保留することになったのではないかと、考えています。
博論を公開しない限りは、小保方さんの科学者としての道が再スタートすることはありません
よって、そんな忠告をする人はいません