サイコロみたいなデバイスを机のうえに置き、上にきた面で時間トラッキングをするという製品、「ZEIº」(ツァイ)が Kickstarter で出資を集めています。
時間トラッキングは、仕事をしている最中にも、メール処理とクリエイティブな時間の割り当てを峻別して管理するなど、時間の使い方を可視化するのに有効です。
すべての作業がパソコンのなかで完結しているなら RescueTime のような自動的なトラッキングアプリを使えますが、ミーティングや外出などといった時間はこれではなかなか記録できません。
そこでZEIºでは、時間の使い方が変わった際に8面体の該当する面を上にして置くことで、デバイスがパソコンと通信して自動的にトラッキングを行います。
それぞれの面をどの活動にするのかはカスタマイズ可能で、ペンで描いたり、シールを貼ることで表示することができます。
ZEIºはiOS、Androidアプリがあるほか、macOS、Windows、Linuxにも対応しており、TodoistやTogglといったすでに存在するツールとも連携するように作ってあります。
本当に有効かどうかは別として、デバイスとして楽しそうですね…。
本当に使いこなすには Pro サービスが必要
ZEIºには専用アプリがありますが、他ツールとの連携や、週ごとの報告などを送信してもらうためには、月3ドルの Pro サービスに加入する必要があります。現時点では89ユーロの初期版に1年の Pro がついているようですが、このあたりが多くの人には分かれ目かもしれません。
電波をつかう製品ですので、ぜひ正式発売後に日本でも認証を通過して正規販売をしてくれるといいのですが。
Kickstarterでの出資はすでに成立しているので、残り9日でどこまで伸びるか見ていたいと思います。




