2016-10-16

40kgダイエットしました

5年で40kg落としました。

正確には1年で35kg落とし、リバウンドしないか確認しながら4年で5kgという感じです。

暴食してもさほど意識せずに一週間くらいで体重は戻ります

身長182で体重は79です。もう少し筋肉を付けたいかなというところです。

人生最大の体重は130なので、50kgのダイエットと言えなくもありません。

ダイエット方法は、典型的ですが、一日の食事量を10として、朝に5、昼に3、夜に2にするものです。

基礎代謝+運動食事カロリー+500kcalになるよう意識して生活しました。運動は主に水泳です。

それと、お医者さんに勧められた体重計測法を続けました。

体重を、食事前後に測るやりかたです。これを朝昼晩続けてグラフにしていくと、ジグザグな形から、どのくらい食べればどのくらい上がり、落ちるのかが手に取るようにわかます

また、ダイエット失敗の大きな原因の一つである、「一日の最低体重を『今日体重』に設定してしまう」という事態を避けられました。

太り始めて20年間、ずっと失敗し続けてきたダイエットも、これでやっと成功しました。おすすめします。

こういったダイエットの話は需要があるかもしれないので、私のやり方を書いておこうと思います

ダイエットに使ったもの
飲み口の広いコップおよびマグカップ

私のダイエットの最高の立役者が、このコップとマグカップです。

コップは口が大きく開いているもの。逆富士山型といいましょうか。

マグカップは、カフェオレのものです。スープマグか?と思うほどに口の開いたカップです。ビレロイ&ボッホのものを使っています

これらは何のためかというと、ひとえに「デブ飲み」防止のためです。

デブ特有の一気にペットボトル半分ほど飲む、非常に危険なあの飲み方です。

喉の乾きに任せて一気に流し込み、気づけばもう残りは少ない。

「仕方ない、もう一本飲まないとダメだな」となり、末期になると飲み物を2本確保するのが日常になってしまます

デブ飲みの最中は味はわかりません。それが余計に拍車をかけるわけです。

私はダイエットに際して、デブ飲みを誘発するペットボトル直飲みをやめ、必ずコップかマグカップに移して飲むことを徹底しました。

スタバの、小さな穴の開いたカップもダメです。ストローダメです。

スタバコーヒーを買ってきて、事務所マグカップに移して飲む、みたいな変なこともやりました。事務所コーヒー作ればそれでいい話です。

そして、「一回に3口以上は飲まない」というルールを設けました。

口の広いカップで、味と香りが口と鼻孔に広がるのを確認してから、飲み込みます

口の狭いものだと、香りが感じられないのでデブ飲みが止まりません。俺に砂糖を、もっとシュガーを…という地獄欲望から逃れられなくなってしまます

このデブ飲み防止法は、イケメンを観察することで気づきを得られました。

イケメンは、一度に2口以上飲まないんです。つまり、一度口をつけて、ゴクゴク、とやらないんです。

コク…と優雅にやってそれで終えるのがイケメンなのだ気づきました。イケメンはすごいですね。

それと、きちんと鼻毛は切りましょう。

鼻毛あなた体重を増加させているかもしれません。

鼻毛という、香りを阻む黒の密林が、あなた食事のグレードを下げているんです。

切りましょう。鼻くそも除去しましょう。鼻炎はなんとしても治しましょう。

ダイエットの要は鼻です。

食事の前は手洗い、鼻毛鼻くそです。

一人用電気コンロ

私の食事の基本は鍋です。

野菜を多く採れ、30分以上時間をかけて食べることができます。体も温まります調理不要です。油でキッチンが汚れることもありません。

手入れも楽で、取り皿を使わずに直鍋で食べられます。ずっと温かいので、早食いしません。満腹中枢を確実にヒットしてくれる頼もしい相棒です。

朝のルーチン行動の中に組み込みやすのも利点です。

朝起きて歯を磨いている最中に鍋に水を入れ、スイッチオン。鍋キューブもここで入れます

顔を洗った後に具材を切り、鍋に投入。

着替え、準備をしている間に食べごろになります

ニュース音楽を聞きながら30分かけて朝鍋をします。シメおじやうどんは入れません。

さっと鍋を洗ってそのまま出勤します。

また、私は昼食も家で食べられる機会が多いので、昼も鍋ということも多かったです。

1日で白菜1/4がなくなることもしばしば。

野菜は足が早いので、頻繁にスーパーに行くことになりますが、逆に足繁くスーパーに通うことで、一回に買う量を抑えられている気もします。

買いだめする習慣をやめ、2日分の食材を買うくらいの気持ちで買い物に行くと案外買わないものですね。

旬の食材にも敏感になりますし、魚も気軽に買うようになりますよ。

水泳

水泳は素晴らしいです。言うまでもありませんね。

私は金がないので、市民プール一択です。都市にもよりますが、だいたい6000円位で1ヶ月利用券が買えるんじゃないでしょうか。

プールの利点は、タオルと、水着と、水中メガネさえあれば始められることです。

更に、洗い物もタオルと、水着だけです。ウォーキングランニングだとこうは行きません。

靴、ウェアが必要となり、また運動の後は、筆舌に尽くしがたい加齢臭と汗の異臭コンボに苛まれます

その点、水泳は素晴らしい。泳いだ後シャワー室で頭と体を洗えますから、とても清潔です。

水泳というと、「水泳に行ける体型ができてない」みたいなことをいう人がいますが、大丈夫です。親しみのもてる体系の人が多いです。

私は職場からの帰り道に市民プールがありましたので、水泳セットを持って出勤していました。

綿のタオルでなく、麻のタオルにして荷物を減らしました。麻のタオルはいいですよ。拭くのにちょっとコツがいりますが、すぐに乾くのでイヤな匂いがつきません。

洗って数時間で乾いてくれますから毎日使って洗っても大丈夫です。

手芸屋さんで麻の布を2m買ってきて、チクチク縫って作りました裁縫中学校以来で楽しかったですね。麻タオルは大きめのほうがいいです。

炭酸水

救世主と言っても過言ではありません。

朝5、昼3、夜2の生活では、どうしても夜が苦しくなります

そこで炭酸水。1リットルのものペリエ750mlでもかまいません。

食前。飲む。膨れる。確かなサクセス

1リットルですと、コップに4回〜6回ほど注ぎ足すことになります

ここでもデブ飲みはやめ、イケメン意識して優雅に飲みます

炭酸水レモンなどの香り付きがいいです。

ダイエットは鼻から鼻毛は天敵。

私は金不足によりペリエは無理でした。ペリエ、かっこいいんですけどね。

炭酸水メシアです。危険を感じたらすぐに飲みましょう。

腹が減った。炭酸水

むしゃくしゃしている。炭酸水

映画を見よう。炭酸水

コンビニ行きたい。炭酸水

毎週のペットボトルゴミの量が半端ないことになりますが、それは仕方のないことです。

早寝早起き

なれないうちは、夜はとてもキツいです。

内に宿る食欲の悪魔が暴れだします。炭酸水メシア)に頼るのもいいですが、明日の朝食を夢見てさっさと寝てしまうのも手っ取り早いです。

今夜やるのも、明日やるのも変わりないですから、ズバッと寝ましょう。

朝は何食べてもいいんです。逆ラマダーンくらいの勢いでいきましょう。

睡眠薬

私のヒーロー睡眠薬

頼りすぎてはいけないのもヒーローと同じですね。

最初ドリエルだったのですが、高いし少ないのでお医者さんに処方してもらいました。

ダイエットの三大失敗要因は、週末、飲み会、最低体重呪縛の3つです。今私が考えました。でも間違ってないと思います

最低体重呪縛は冒頭に書いたやつですね。一日の最低体重を「今日体重」に設定してしまうと、それを超えることが難しくなってしまい、ダイエットをやめちゃうというものです。

飲み会は言うまでもありませんね。飲み会事故ですから、これは仕方ありません。

そして週末です。

週末、それは終末。

ダイエットの徒たる私達は、いつもこの週末というモンスターに負け続けてきました。理由説明するまでもないですね。

ですから、この終末を、睡眠薬によってスキップしてしまうのです。

土曜、朝起きて鍋。遊びに行ったりゲームをやりますね。水泳に行く強者もいるでしょう。それが終わったら、睡眠薬時間です。

私は17時に飲んでいました。寝る、起きる、鍋、遊ぶ、ヤク。

貴重な休日が潰れてしまうのはとても惜しいです。

しかし、私達はこの、週末に何度辛酸を舐めさせられたかわかりません。たった2日の暴食が、数週間にもわたって私達を苦しめるのです。

もうこんなことは嫌だ。繰り返したくない。

なので、勇気を持って、週末をボーナスステージに変えましょう。

寝ている間も基礎代謝は進んでいます。寝ながら痩せる。夢の週末を手に入れるのです。

でも睡眠薬依存するのは怖いですから、そこは節度を持っていきましょう。

電子タバコ

正直これは、あまりおすすめしません。

電子タバコタバコよりは確実に安全ですが、まだ健康への影響が定まっていません。「体に悪い」という報告もあります

しかし、私がお世話になったのは事実

これも、節度を持って、できれば使わずに、ダイエットしましょう。

電子タバコは非常に進歩しています

もはや「電子タバコ」という呼称不適切なほどです。「ヴェイプ」とも呼ばれていますね。

何よりかっこいい。ガジェット的な魅力もあります。煙をモクモクさせるのは楽しく、食欲を忘れさせてくれます壁紙も汚れません。

難点としては、初期費用継続費用がかかること、そして、ハマってしまうと更にお金が飛ぶこと、そして健康への影響です。

安いものでは2000円ほどでスターターキットが買えます。それにリキッド1000円。数週間に一回部品を交換して1000円と、なかなか金が必要です。

確かに口寂しさを忘れさせてはくれますが。

しかし、最大の難点は、「電子タバコ界隈のイメージが非常に悪い」ことです。

ジャンキーのニオイがしてきます

大麻健康に良い!」「大麻解放を!」みたいなことをいう人が使ってるイメージです。

Youtubeとかで動画を上げている人も、もれなく「そっち系」です。

タトゥー、ひげ、顎ピアス、すごいハゲ、汚い歯、すっごいガリガリなのに強そうなファッション

これはキツい。かっこいいのに。あっちには行きたくない

これがちゃんと健康問題なくて、すごいハゲとかじゃない人が爽やかにおすすめしてくれたらよかったのに。

残念でなりません。

あ、電子タバコもちゃんと喫煙席で吸わないとダメですよ。

タイツカイロ

ふくらはぎを触ってみてください。

ヒンヤリしますね。

これは完全に個人的感覚なのですが、下半身を冷やすダメだと思うんです。

逆に、下半身タイツカイロで強力にサポートしてあげると、全身に熱が回るような気がするんです。

冬は誰でもコートを着ますが、下は特に何もしないですよね。

下半身、つまり全身の40%くらいを冷えたまんまにしてるってことです。

1カロリーは、1gの水を1度上げるエネルギーですから下半身ホットにすればそれだけでカロリー消費するような気がしてきます

もはや全く根拠はありませんが、夏以外はなるべくタイツを履いて下半身を暖めていました。

冬は腹巻きも追加しました。

理想としては、お腹周りの肉を常にほかほかにしておくことですね。

食事も、辛いものにんにくしょうが意識的に採って季節問わずかいものを食べます

炭酸水冷蔵庫には入れていませんでした。結構いけます

アイスにも「オールスパイス」というスパイスをかけて食べていました。美味しいです。

コーヒーにもセイロンシナモンふりかけていましたね。なんでも、セイロンシナモン以外だと摂取量に気をつけないといけないようです。

セイロンシナモンならわっさわさとかけても大丈夫です。「コーヒーを食べる」レベルふりかけていました。

が、さすがにもうそこまではやめました。摂り過ぎはいけませんね。

タイツ戦法は水泳と相性が悪いのが難点です。

市民プールはちびっ子が多いですから、ちびっ子の前でタイツを脱ぐというのはなかなかのハードルです。すごい視線を感じます

でも負けてはいけません。

だいたいこういう感じで

私は痩せてきました。

もちろん、ダイエットはただ一時的体重を落とすのでなく、一生続くライフスタイルを手に入れることでもあります

運動をして食べなければ絶対に痩せます

そう切って捨てる人も多いですが、人生の他の問題と同じように、理論通りに行かないのがダイエットですね。

私はこれからリバウンドをしたり、太ってしまったり、様々あると思いますが、そのたびにまた新しい気持ちで、新たな方法を探していくことになると思います

みなさんも、頑張りましょうね。

それでは。長々と失礼しました。

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