IS「聖戦」の象徴 シリアの町奪われる 劣勢が鮮明に
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過激派組織IS=イスラミックステートが、異教徒との戦いの象徴的な場所と位置づけてきたシリアの町が反政府勢力に制圧され、ISの劣勢が一層、鮮明になっています。
過激派組織ISが支配権を奪われたのは、シリア北部のトルコとの国境近くにある町、ダービクです。
ダービクは、イスラム教の預言者ムハンマドが「不信心者との最後の戦いの場になる」と予言したとされ、ISが機関誌の名前にするなど、「異教徒との聖なる戦い」の象徴的な場所と位置づけてきました。
反政府勢力は15日、トルコ軍の地上部隊や空爆による支援を受けてダービクの攻略に乗り出しました。
内戦の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、当初はISが戦闘員を集結させ、攻略は難航すると予想されていましたが、実際にはISはほとんど抵抗せずに撤退し、16日には制圧に成功したということです。
ISはシリアとイラクで、相次いで支配地域を失っていて、ダービクの制圧で劣勢が一層、鮮明になりましたが、今後、反撃のために都市部などでの爆弾テロを増やす可能性も懸念されています。
ダービクは、イスラム教の預言者ムハンマドが「不信心者との最後の戦いの場になる」と予言したとされ、ISが機関誌の名前にするなど、「異教徒との聖なる戦い」の象徴的な場所と位置づけてきました。
反政府勢力は15日、トルコ軍の地上部隊や空爆による支援を受けてダービクの攻略に乗り出しました。
内戦の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、当初はISが戦闘員を集結させ、攻略は難航すると予想されていましたが、実際にはISはほとんど抵抗せずに撤退し、16日には制圧に成功したということです。
ISはシリアとイラクで、相次いで支配地域を失っていて、ダービクの制圧で劣勢が一層、鮮明になりましたが、今後、反撃のために都市部などでの爆弾テロを増やす可能性も懸念されています。