再び、年間カラオケランキングから調べてみた
レッツ、鉄板曲探し!おさっぴろでぇす。
先日、以下の記事を書いた。
▼ 過去記事
www.osappiro.com
カラオケ機器メーカー2社がそれぞれ年末に発表する、今年最も歌われた曲ランキングというのがある。そこに「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」が6年間連続で10位以内にランク入りしているという内容だ。
(カラオケ機器メーカーとは、第一興商のDAM、エクシングのJOYSOUNDの2社を言います)
しかし前回は書けなかったが、実は「残テ」以外にも、6年間連続でランキングに入っている曲があったのだ。これだけ長い間、しかもカラオケメーカー2社双方のランキングで10位以内に入るのは並大抵の事ではない。当ブログではこの条件に該当する曲を最も歌われる鉄板曲と銘打ち紹介したいと思う。
・第一興商DAM年間ランキング /
http://www.dkkaraoke.co.jp/newsrelease/ajaxfiles/load2015.html?file=151210&name=%E5%A0%B1%E9%81%93%E8%B3%87%E6%96%99
・エクシングJOYSOUND年間ランキング(11年まで10位のみ、UGAランク有) / http://www.xing.co.jp/news/archives/5978
6年間連続で2社ランキング入りしている3曲とは?
ここではメーカー2社のランキングより、2010年から2015年まで全て10位以内に入っている曲を条件とした。なんと3タイトルもあったので以下に記す。
▼ 残酷な天使のテーゼ / 高橋洋子
▼ 小さな恋のうた / MONGOL800
以上の結果となった。
何故、よく歌われているのか?に迫る
「残テ」については、前回の記事で理由として考えられる点を書いた。それは曲がリリースされて数年経った後も、新作映画やパチンコなどのタイアップ企画があり、当時の主題歌だった「残テ」も合わせて再評価された、という点だ。
しかしながら「ハナミズキ」と「小さな恋のうた」についてはどうなのだろう?
「ハナミズキ」について
(左の一青窈さん画像は「かざぐるま」より / 右は映画「ハナミズキ」のもの)
2004年にリリースされた一青窈さんの曲である。オリコンランキングは以下の通り。
▼ 2004年度年間30位
▼ 2005年度年間80位
▼ 登場回数136回
調べていくと「残テ」同様、息の長いヒットとなっている。そして理由については下記があてはまるようだ。
✔ たくさんの人にカバーされている。
徳永英明さん、甲斐よしひろさん、本人のセルフカバーなど。
✔ 2010年に同名のタイトル「ハナミズキ」で映画化されている。
興行収入27億円超えの大ヒットとなった。
「小さな恋のうた」について
(左はライブツアーDVDより / 中央は沢知恵さんのカバー / 右は新垣結衣さんのカバー)
2001年9月にリリースされた、MONGOL800のアルバム収録曲である。リリース後オリコンカラオケチャートで、14週連続2位を記録した。
この曲は「ハナミズキ」のような映画曲の使用こそないが、なんと17組ものアーティストにカバーされ、かつCMやドラマの曲として多用されている。その結果息の長いヒット曲となった。リリース後10年を経てなおカラオケランキング10位以内にランクインするところは「残テ」に似ている。
(以上はWikipedia / 小さな恋のうた より引用)
以上が過去6年間で最も歌われた3曲、つまり最も歌われる鉄板歌唱曲となる。
いずれの曲も映画・CMなどの起用があり、かつ多くのアーティストにカバーされている点が共通項と言えよう。
鉄板歌唱曲に準ずる曲も調べてみた
前項までで鉄板歌唱曲の3タイトルについては分かった。しかし鉄板歌唱曲に準ずるタイトルはどうなのだろうか?これも調べてみた。
2社に限らなければ該当曲が増える?
DAMとJOYSOUNDは、推している曲の内容の違いもあるためランキング曲にも差がある。そこでどちらか1社の条件とした場合はどうだろう?1社5回ランクインとした結果は以下の通り。
▼ Story / ai(DAM / 6回)
また同じ曲で連続ランク入りはしていないものの、毎年違った曲がランク入りしているアーティストも居る。皆様ご存じのAKB48がそれだ。こういったケースもある事を書いておく。