Google Data Studio という可視化サービスがベータ版で使えるようになっていたので試してみた
見たい数値を一覧するためのダッシュボード的なものを作るためのサービスなので、いろんな場所からデータを取ってきて一箇所でまとめて確認するのが用途っぽい(今のところ似たようなサービス・ツールの方が機能が多そう
データソース
データソースとしてGoogle AnalyticsやBigQuery、Google Spreadsheet、MySQLなどを選んでデータを取ってこれる
データソースを選んでGUIでグラフやテキストを配置していく
データの既存のフィールドに関数を適用した結果の値を使うこともできる
下の画像ではGoogle Analyticsの「ブラウザ」(Chrome, Firefoxなど)と「ブラウザのバージョン」(バージョンの番号)をCONCAT()関数でくっつけて新しいフィールドを作っている
レポート
実際の可視化として作られるものは「レポート」と呼ばれている
複数ページ上にいろいろなグラフやテキストを描画できる
Google Docsと同様に複数人で同時に編集できるらしい
以下のようなサンプル(テンプレート)がいくつか用意されている
ちなみに無償版だと5つまでしかレポートを作成できないらしいので注意
というわけで適当なGoogle Analyticsのデータを作ってレポートを作ってみた
どのブラウザが使われているかを見るとChromeを使っているユーザーが半分以上だということがわかる
ちなみに今のところ3D円グラフを作る機能はないので安心(?)
このレポートの上の日付の部分や右側のチェックボックスの部分はインタラクティブなフィルター機能を置いたものでクリックするだけで簡単にデータのフィルタリングができます
以下はOSをiOSだけに絞り込んでみた例
時系列の可視化とかはGoogle Analyticsではみづらいので、Data Studioで見てみるのもおもしろいかも
というわけでこのブログのどの記事が見られたかを大雑把にグラフにしてみた
昔はハッカドールの記事が見られてたけど最近は見られてないとか、PHPのmt_randの記事が一瞬バズったけど本当に一瞬だけだったとか、わかります