新海誠が監督を務めた劇場アニメーション「君の名は。」が、第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭のアニメーション部門にて、最優秀長編作品賞にあたるAward for Best Feature Length Filmを獲得した。
現在公開中の本作は、東京に住む男子高校生・立花瀧と山深い田舎町に暮らす女子高校生・宮水三葉の恋と奇跡を描く青春劇。神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみらが声優を務め、RADWIMPSが音楽を担当した。
世界三大ファンタスティック映画祭の1つである同映画祭での受賞について、新海は「『君の名は。』は入れ替わりや彗星来訪、東京と地方、土着の伝統や神道など様々な要素から成る物語ですが、その骨子はストレートなボーイミーツガールです。この映画をスペインの方々に楽しんでいただけた事に、私自身とても励まされました。本当にありがとうございました」とコメントを寄せた。