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フィーライン・アイズ

「好きなものは好き」と主張するハイパーな雑記ブログ

【昭和の特撮】初代ウルトラマン・第14話~怪獣だって、キラキラ光る美しい真珠が好きなんです!~

ウルトラシリーズ・初代ウルトラマン

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前回の物語はこちら

 

feline3594.hatenadiary.jp

 

真珠貝防衛司令』の放映日時とあらすじ

 

★ 昭和41(1966)年10月16日

こちらのサイトで本編(25分程度)をご覧になれます。

 

mvnavidr.blog116.fc2.com

 

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【その日は科学特捜隊の月給日であった。

1ヶ月のサラリーをもらったアキコ隊員は、

イデ隊員をおともに銀座にショッピングと洒落こんだのだ】

 

アキコは宝石店で真珠を眺めていた。

 

それは彼女の誕生石でもあるのだが、

いろいろと目移りがして、どれを買おうか迷ってしまった。

待っているイデはイライラしてしまう。

 

しかも、アキコのいまの給料では買えない値段だったのだ。

 

妙だと思って店員に話を聞くと、

海の状態は例年と変わらないのに養殖真珠がほぼ全滅だという。

 

そのせいで価格が高騰していたのだ。

 

アキコはその原因が突き止めたくなって、

買い物を中止して科特隊の本部に戻ると言った。

 

イデは店が高く売りたがっているだけだと考え、

冗談で海に真珠を食う怪獣でもいるのかとアキコを冷やかす。

 

だが、アキコはそれを真に受けて本格的に調べてみたいと言い出した。

銀座でまだ遊んでいたいイデは残念がった。

 

美しい真珠は伊勢志摩国立公園内の海で作られていたが、

ほぼ全滅していたため、養殖業者は残っていたものを日本海に運ぼうとしていた。

 

ところが・・・

 

彼らは大きな怪獣が海のそばで鳴いているのを目撃してしまう。

すぐさま科特隊に連絡がすると、ムラマツらは怪獣退治のために出動した。

 

アキコはいつになく真剣であった。

それは真珠が女性にとって、かけがえのないアクセサリーだからだ。

 

作戦は順調に進むかと思われたが、

怪獣は攻撃を受けると、その元素を熱水にして背中から放出する癖があった。

 

そこでムラマツは、ロケット弾で宇宙に飛ばす方法を実行するのだが-。

 

視聴率および出演者など

 

視聴率 : 37.8%

 

ハヤタ : 黒部進

ムラマツ : 小林昭二

アキコ : 桜井浩子

イデ : 二瓶正也

アラシ : 石井伊吉

 

宝石店店主 : 矢野宣

真珠貝運搬トラック運転手 : 樋浦勉

運転手の助手 : 寺田農

 

ウルトラマン : 古谷敏

ガマクジラ : 荒垣輝雄


ナレーション : 石坂浩二


制作順 : 15

監督 : 実相寺昭雄

特技監督 : 高野宏一

脚本 : 佐々木守

 

(敬称略)

 

妙香の感想

 

実相寺昭雄監督がはじめて手がけた作品です。

今回の主人公はハヤタよりアキコでしたね。

 

私は宝石をあまり持ったことがないからわからないのですが、

50年前の当時、真珠は相当な高級品だったんでしょう。

 

しかもアキコは「私の誕生石」と言っていたので、

思い入れがとても強かったんですよ。

 

敵となったガマクジラは典型的な「ブサカワ」怪獣ですね。

とくに凶悪でもないので、攻撃されるのはちょっと気の毒でした。

 

アキコはガマクジラが「真珠の光が好きだ」と言っていましたが、

そうではなく、かれにとって必要な養分があったんだと思いますよ。

 

エジプトのクレオパトラが真珠を美容のために使ったというのは、

けっこう有名な話ですよね。

 

まさか「ブサカワのガマクジラが・・・!」とビックリしますが、

もしかしたらあの見た目なので、美しくなりたいと考えていたのかも知れません。

 

真珠を愛する人間のアキコと、

美しくなりたいと願う怪獣ガマクジラのタイマンだったら、

もっと盛り上がったでしょうね。

 

ただ、それだと男性陣の出番は少なくなりそうですが。

 

私的にはガマクジラを小さくして、

ペットとして生かしてあげてもいいかな・・・と思いました。

 

次回は『恐怖の宇宙線』です。

 

ウルトラシリーズとの出会い

 

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まとめて観たい方はこちらをどうぞ

 

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