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空に飛んで行った風船はどうなるの?

突然ですが、問題です。

これは、何でしょう(*'▽')?

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答えは、じゃ~ん!

風船です。

 

先日、家族で出かけた際に、たまたま通りかかった結婚式場。

ガヤガヤしているので何をするのかと見ていたら、ちょうど結婚式を終えたばかりの新郎新婦さんたち皆さんが集まって、式の最後に空に向かって風船を飛ばすところでした。

 

「きれいだね~。」

…と見ていた私たちに向かって、子どもがひとこと。

「ねえ、あの風船どうなるの?」

 

んん?

「遠くまで飛んで行って、最後は割れるんじゃない?」

「たぶん、そうだと思うよ(^▽^;)。」

思わず、そう答えてしまいました。

 

後になって、こういうとききちんと調べてあげると子どものためになるのかな?

ふとそんなことを思いました。

そこで、今回調べてみることに。

 

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空に飛んで行った風船はどうなるのか?

ネットで調べてみたところ、『風船のことならお任せください。』と書かれたライオンゴムという会社を見つけました。

株式会社ライオンゴム | 風船のことならお任せください。

こちらの会社は、普通の丸い形の風船だけでなく、ハート型の風船、また野球場で見かけるロケット風船なども作る会社。

この会社のホームページに答えが出ていました。

空に飛ばした風船のほとんどは上空8,000メートルまで上昇していきます。

風船はそうした空の高い所で凍結し、破裂してスパゲティ状になり、拡散しながら地上に落ちてくるということがわかっています。

私たちが、ゴム風船の落ちてくる所を見たことがないわけも、これでわかりますよね。

上空8,000mというと。

富士山は3,776m …これよりも高いんですね(^▽^;)

ちなみに世界一高い山、エベレストが8,848m。

飛行機が通常飛ぶ高さが、高度1万mと言われていますので、どれほどの高さかわかると思います。

空に飛んでいったきり見えなくなってしまう訳がこれでわかりました。

 

空に飛ばされたゴム風船は自然にかえる

上空で破裂したゴム風船は、地上に落ちてきた後どうなるのでしょう。

このことについても、ライオンゴムのホームページに答えが書いてありました。

ゴム風船は天然ゴム100%〈ラテックス〉で作られています。

ラテックスは日光や水によって分解されます。

分解作用は空気に触れたとたんにはじまります。

太陽光線にさらされると分解がはじまりますが、自然界の微生物は暗闇の中でも天然ゴムを分解します。

研究によるとラテックス製の風船と樫の落葉とが同じ条件下にある場合ほぼ同じ速度で分解するという結果が出ています。

土に生まれて土にかえるゴム風船は、プラスチック、金属、ガラス製品などに比べ、人間が生み出した製品の中でも実に稀な自然環境にやさしい製品なのです。

 

今回飛ばしていた風船もそうですが、イベントで飛ばす風船って一度に飛ばす量はかなりの数ですもんね。

自然にかえると聞き、安心しました。

 

空に飛ばす場合には、水素ガスではなくヘリウムガスを使うこと。

雨天・強風の場合は行わないことなど、風船飛ばしのガイドラインについても詳しく書かれていて、読んでいるうちにあっと言う間に時間が過ぎてしまいました。

個人で風船飛ばし(『バルーンリリース』と言うらしい)をすることはありませんが、まめ知識として知っておくのもいいですね。

 

「遠くまで飛んで行って最後は割れるんじゃない?」という予想は正解だった訳ですが(笑)、調べてみたことで、子どもにもきちんと説明することができ、本当に良かったです。

 

 

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