仕事で帰りが遅いあなたに。夜遅くでも簡単に食べられるレシピ10選(栄養解説付き)
仕事で帰りが遅くなった日はスーパーやコンビニのお弁当、または外食で済ませたくなりがちです。
しかし、そんな生活が続くと食費がかさんでしまいますし、栄養面でも不安が残ります。
そこで本記事では、夜遅くに食べてもいいよう野菜と魚のレシピを中心に、簡単に作れるレシピを10個厳選しました。
食べてみたいと思えるレシピがあればぜひ作ってみてください。
野菜を使った簡単レシピ
キャベツステーキ
キャベツをオリーブオイルで焼き色が付くまで炒め、タルタルソースで味付けした、お手軽でヘルシーなレシピです。
キャベツはビタミンCがとても豊富で、疲労回復、 肌荒れ改善・予防、免疫力アップといった効果があります。
さらに、キャベツはビタミンUと呼ばれる栄養素を豊富に含んでいます。ビタミンUは別名・キャベジンと呼ばれていて、胃腸の粘膜を修復し、胃酸が出すぎないようにしてくれる栄養素です。
このように、キャベツには疲労回復効果、胃腸を整えてくれる効果があるので、夜遅くに疲れて帰ってきた時にピッタリの食材です。
【材料(2人分)】
・キャベツ:1/4個
・塩こしょう:少々
《ソース》
・マヨネーズ:大さじ4
・粒マスタード:小さじ2
・粉チーズ:小さじ1
・牛乳:大さじ1
・塩こしょう:少々
・オリーブ油:大さじ2
ほうれん草のとろーり卵のせ
卵だけでは物足りない、ほうれん草だけでは物足りない、そんな時は一緒に炒めておかずにしてしまいましょう。とろりとした卵とほうれん草の相性が良く、ご飯が進みます。もやしを加えても美味しいですよ。
ほうれん草には鉄分、ビタミンC、βカロテン、葉酸、カリウムなど栄養素がたっぷり含まれています。中でも鉄分の含有量が多いので、貧血防止に最適です。
【材料(2人分)】
・ほうれん草:1束
・卵:2個
《タレ》
・オイスターソース:大さじ1/2
・醤油:大さじ1/2
茄子とひき肉のオイスターそぼろ乗っけ丼+温玉のせ
茄子とひき肉を炒めるだけの簡単レシピです。温泉卵を乗せるとちょっとだけ豪華になります。
茄子の栄養素は、カルシウム、カリウム、ビタミンB1、ビタミンC、鉄分などです。また、茄子を紫色にしているのは天然色素のナスニンによるもので、ポリフェノールの一種であるアントシアニン系の色素であるため、高い抗酸化力を持っています。ポリフェノールは最近注目されているファイトケミカルの一種で、抗酸化力や免疫力を高めてくれます。
ナスニンは皮の部分に多く含まれているので、皮ごと調理して、たくさんの栄養素を補給するようにしましょう。
【材料(2人分)】
・茄子:1本
・豚ひき肉、または合いびき肉:100g
・オイスターソース:大さじ1/2
・醤油:小さじ1
・酒:大さじ1
・砂糖:小さじ1
・みりん:小さじ1
・塩:少々
・ショウガチューブ:2〜3cm
・白ゴマ:お好みで
・かいわれ:お好みで
・温泉玉子:1個
ブロッコリーとベーコンととろ~りチーズのオーブン焼
ブロッコリー、ベーコン、チーズをオーブンで焼くだけでできる簡単レシピです。オーブンで焼いている間に雑用を済ませられるので、仕事で遅くなった時や忙しい時でも作れます。
元々ブロッコリーはキャベツを品種改良して作られたもので、たった2房で成人の1日分のビタミンCを摂取できるといわれています。また、ブロッコリーはビタミンやミネラルが豊富で、特にビタミンCの含有量はレモンの約2倍あるそうなので、ちょっと体調が気になる時などにピッタリです。
参照:もっと野菜を。もっと食卓に。more vegetables at table.
【材料(2人分)】
・ブロッコリー:1房
・ベーコン:4枚
・スライスチーズ:1枚
・とろけるチーズ:たっぷり
・塩:少々
・こしょう:少々
・マヨネーズ:お好みで
・オリーブオイル:適量
白菜入り麻婆豆腐
白菜を使ったヘルシーな麻婆豆腐のレシピです。辛さは抑えめなので、辛い食べ物が苦手な方でも食べやすいと思います。
白菜にはビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムといった栄養素が含まれています。また、白菜の辛味成分であるイソチオシアネートは消化をよくする作用やがん予防に効果があるとされています。
【材料(2人分)】
・白菜:1/8株
・絹ごし豆腐:100~150g
・豚ひき肉:120g
・白ネギ:1/2本
・ショウガ(みじん切り):1/2片分
・ニンニク(みじん切り):1片分
・豆板醤:小さじ1
・ネギ(刻み):大さじ2
《調味料》
・酒:大さじ1
・砂糖:大さじ1/2
・醤油:大さじ1/2
・顆粒チキンスープの素:小さじ1
・水:120ml
《水溶き片栗》
・片栗粉:小さじ2
・水:大さじ1.5
・サラダ油:大さじ1
・ゴマ油:大さじ1/2
玉ねぎのファルシー トマト風味
ファルシー(ファルス)とは「詰め物料理」という意味で、肉や魚、野菜などの中に食材を詰めます。玉ねぎのファルシーは、玉ねぎの中に合いびき肉を詰めて作ります。
玉ねぎにはビタミンB1、ビタミンC、リン、βカロテン、カリウム、葉酸といった栄養素が含まれています。
玉ねぎを切った時に目がしみるには硫化アリルという栄養素のせいなのですが、硫化アリルは消化液の分泌を高めて食欲を増進させる、血液をサラサラにする、疲労回復、免疫力アップといったさまざまな効果があります。
【材料(2人分)】
・玉ねぎ(小か中):4個
・合いびき肉:150g
・プチトマト:6個
・醤油:小さじ1と1/2
・オリーブオイル:小さじ1
・卵:1/3個
・塩、こしょう:少々
・ブイヨン 洋風スープの素(固形):1/2個
・水:1と1/2カップ
ピーマンカップ
ピーマンの中に卵とちりめんじゃこを入れ、チーズ、マヨネーズをかけてオーブンで焼くだけの簡単レシピです。ちりめんじゃこの代わりに玉ねぎを入れてもいいですね。
ピーマンはビタミンがとても豊富で、特にビタミンCが多いです。また、ピーマンには緑、赤、黄とさまざまな色がありますが、緑のピーマンが熟すと赤に変わります。赤のピーマンは糖度が増すため苦味が減っていて食べやすく、ビタミンCの濃度も高くなります。
【材料(1人分)】
・ピーマン:3個
・卵:1個
・ちりめんじゃこ:大さじ3
・とろけるチーズ
・マヨネーズ
魚を使った簡単レシピ
鮭とじゃがいもの味噌バター炒め
魚、野菜、きのこの3種をまとめて食べられる簡単レシピです。味噌で味付けしているので、ご飯との相性はバッチリとなっています。
鮭はとても栄養が豊富で、タンパク質をはじめ、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸、アスタキサンチンなどが摂取できます。また、鮭は本来は白身の魚ですが、天然色素の一種であるアスタキサンチンによって赤身に変わります。アスタキサンチンは抗酸化作用が高い成分で、アンチエイジングに効果があるといわれています。
【材料(1人分)】
・生鮭(切り身):1切れ
・じゃがいも:中1個
・しめじ:1/2袋
・バター:5g
・味噌:大さじ1
・酒:大さじ1
たらの和風あんかけ
鱈(たら)を使った和風レシピです。味付けにめんつゆを使うことで時短しているので、さっと作れます。
鱈は高タンパク質でありながら低脂肪な魚なので、とてもヘルシーです。また、鱈にはビタミンやミネラルといった栄養素が含まれています。
特にビタミンDが豊富で、カルシウムやリンの吸収を助けて骨を丈夫にしてくれます。
【材料(2人分)】
・鱈:2切れ
・玉ねぎ:半分
・えのき:半分
・ちんげん菜:1株
・めんつゆ:大さじ3
・水:大さじ3
・酒:大さじ1
・しょうが(チューブ):2cmくらい
・水溶き片栗粉:大さじ1
白身魚マスタードバターソース
白身魚をソテーし、酸味の効いたマスタードバターソースで味付けをします。手軽に作れるのにレストランで食べるような上品な味わいのあるレシピです。
【材料(2人分)】
・白身魚(めかじき):切り身2切れ
・塩:適量
・こしょう:適量
・パセリ(みじん切り):適量
《マスタードバターソース》
・粒マスタード:大さじ1/2
・オリーブオイル:大さじ1
・バター:大さじ1
・醤油:大さじ1