「ルパン三世カリオストロの城」を観ました。ヒロインのクラリスの圧倒的なヒロイン度の高さに打ちのめされた訳ですよ。
目次
カリオストロの城のクラリスの詳細
- 本名はクラリス・ド・カリオストロ。
- ヨーロッパ・カリオストロ公国の公女。つまりプリンセス。
- 大公家に伝わる「銀の山羊の指輪」を持ってる。
- 幼少期に負傷したルパンを助けた過去がある。
- ルパンのことを「おじさま」と呼ぶ。
- カールという黒い大型犬を飼っている。
- ルパン三世シリーズに登場するのは「カリオストロの城」だけ。
茶髪のボブヘアーにシャツに青い長めのスカートを履いてて面白みも何もないシンプルなファッションをしています。性格も外見通りの清楚キャラです。
意外性も何もない没個性的なキャラでもありますが、ヒロインの正しいあり方をクラリスに教えてもらった気がします。
カリオストロの城の中でのルパンがやたらカッコイイ理由
ルパン三世の映画バージョンの数は、結構な数があるんですが、代表作に上げられるのは、「複製人間」と「カリオストロの城」の2トップです。「ルパンVSコナン」はある意味代表作に入りますが(笑)
カリオストロの城でのルパンはやたらカッコイイです。監督が宮崎駿さんだからと言ったら、それで終わりですが、クラリスのヒロイン度が高かったからルパンがクラリスのために頑張り結果輝いたんだと思います。
クラリスは分かりやすい清楚で大人しい女性です。
スケベで有名なルパンが最初から最後までクラリスに対して紳士でしたし、命懸けでクラリスを助けに行ってスーパーヒーローっぷりを発揮しましたね。
次元からは「イイ子だったな」で五右衛門からは「可憐だ」と高評価です。
男性が守りたい女性像がクラリスなんだと思いました。
クラリスの圧倒的にプリンセス度が高い
クラリスはウィットに富んだギャッグを一言も飛ばさないし、自虐ネタもしないし、ウンチクに富んだトークもしませんし、馬鹿笑いもしません。プリンセス・クラリスにそんなもん不要ですし、周囲もクラリスに求めていません。
クラリスはそこに存在するだけでありがたいんです。
「ちくしょー馬鹿野郎!離せー!」と下品な言葉は使いません。
「ウチはもう死ぬんやー!何もかも終わりやー!うわーん!」と泣き喚きません。
クラリスはどんな時も可憐で言葉遣いが美しいんです。
クラリスは可愛い。守りたくなる。クラリスは儚く無力ですが圧倒的なプリンセス力が、周囲の人間を動かしクラリスの代わりに戦います。
汚い言葉で喚くヒロインだったら助けが来ないかもしれません。
劇場版のルパン三世のゲストヒロインはお色気シーン担当になって裸になることが多いんですが、クラリスはその運命から逃れ、最後まで視聴者サービスすることなくキレイどこのポジションを守りましたね。クラリスは脱いで視聴者に媚びるマネはしないのです。
宮崎駿作品のヒロイン達の傾向
カリオストロの城はルパン作品というより、人によってはジブリ作品であるという括りなのかもしれません。というのもクラリスというキャラがジブリ的なのです。
ジブリ作品で知ってる範囲ではお色気シーンを提供したキャラはいないし、サービスシーンとは無縁です。みんな処女性が高いのです。
しかしジブリヒロインは、男性人気が全体的に高めです。
ヒロイン度ももちろん高いです。ぜひ参考にしましょう。
- ナウシカ(風の谷のナウシカ)
- シータ(天空の城ラピュタ)
- サツキ(となりのトトロ)
- 月島雫(耳をすませば)
昨日のカリオストロの城(金曜ロードショー)を観て私の中のヒロイン血中濃度が下がってると自覚次第です。色々自分を見直しましょう。
★関連記事
男性に人気がある「あだち充作品」のヒロインと通じて言えることは、顏と服がシンプルでひたむきである点ですかね。あだち充作品はお色気シーン多いですが、ヒロインの処女性は高いと思います。