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吉田鋼太郎が「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の2代目芸術監督に

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吉田鋼太郎

吉田鋼太郎

吉田鋼太郎が「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の2代目芸術監督に就任することが、明らかになった。

これは本日10月15日に行われた会見にて発表されたもの。「彩の国シェイクスピア・シリーズ」は、5月12日に逝去した埼玉・彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督・蜷川幸雄が手がけてきたシリーズ。蜷川の監修でシェイクスピア全作品を上演する計画を敢行しており、1998年のスタート以来32作品を上演。延べ34万人の観客を動員してきた。

吉田は劇団AUNを率いてシェイクスピア作品の演出を15年以上にわたり務めてきた経歴があり、「彩の国シェイクスピア・シリーズ」にも第13弾「タイタス・アンドロニカス」に主演して以来、12作品に出演している。

就任にあたり吉田は「蜷川さんから受け継いだ“血”と、僕に流れている“血”。両方を融合させて演出をしていくことができれば」と意気込みを述べている。なおステージナタリーでは、追って会見の詳細をレポートする。

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