一般ブロガーを、ブログサービスが引き抜く、という事実を、リンゴ日和。サンの文章読んで初めて知り、私は軽く衝撃でした。
ライブドアへのブロガー引き抜き話。
芸能人をはじめ、一般ブロガーも引き抜かれてると言うのは、以前にどこかで読んだことがあったので特に驚きもなかったんですが、これまで定番だったアメブロではなく遂にはてな界隈にも手が伸びてきたのは、新しい展開かもしれない。
1年しかブログ活動をしていないのに……というか1年程度の方がはてなに対してこだわりがないから引き抜きやすいんじゃないだろうかと思えるけど。
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はてなと可燃性
この世に、平等などないのだなと感じました。現実世界と同様、ネットにおいても、不平等から始まってしまうなんて、悲しいです。
そりゃあ単著を出すブロガーもいれば、何年やってても箸にも棒にもかからないウチみたいな泡沫ブロガーだっているわけで。
平等なんてトンデモない。
原稿依頼だってめったに来ない。
イベントのお声もかからない。
でもシミルボン始めました(宣伝)。
はてなという領域は可燃性が高い。
可燃性が高いということは、バズりやすいと同意。
目立ちやすく、同時に燃えやすくもある。
一定の拡散力があるのだから、燃えたときはボヤでも大火事になる可能性がある。
だからある程度の読者を囲ったのであればそのまま引っ越した方が、知名度は安定したまま可燃性を下げることもできる。
ファンを獲得するためにはてなのバズを利用しブーストをかけて、そこから安定感のあるライブドアへ引っ越しするのは賢いプレイスタイルかもしれない。
アフィリエイトに有利な場所
最近では、仲良しこよしなブログが手に手を取ってブクマをお付けになられ、アフィリエイトガー、何万円儲かったのでー、俺を信じてついてこいー、とホテントリがかまびすしく、正直なところそういう人らにとってアフィリエイトに関しての優位以外で「はてなでなければならない理由」っていうのが果たしてあるのか?と思うんですが。
いわゆる「はてな」って感じのブログは大半がおとなしくなった。
そういうひとらは活動の場を別のところに移し、世代がすっかり変わってしまった。
ウチみたいに安穏と地味にチマチマやってるようなブログは特に目立つこともなくはてなの片隅で続いてるけれど、テキスト主体で言いたいことをきちんと言うブログってかなり減ったように思う。
観測範囲と言えばそうかもしれないけれど、もうテキストを書きたければはてなブログじゃなく増田に書いてしまうのではないかなー、と思ったり。
はてなから愛をこめて
両者に違いなんてありません!! pic.twitter.com/WICc8uuzEh
— さけ茶 (@sitotukuruyo) 2016年10月13日
先日、こういうツイートがあったけど、今はてなの中核を担うブログの多くの感覚ってこれじゃないのかな?と。
だとすれば、引き抜きがあって「はてなよりも検索流入増えますよ」「クリック率高いですよ」なんて口説かれたら引っ越すのではないかな?
はてなでやってるのが好きなんだ!はてな愛だ!と言われてもそのはてな愛って何のことやねん、としか思わない人も多そう。
だって「ブログって儲かるらしいよ」「ブログって有名になれるって」って目的なら、はてなよりライブドアの方が環境いいかもしれない。
はてなで有名になるのは、かつては「はてなで有名=悪名」でしかなかったですから。
今のメインはてなーは善良な方達なのでそんなこともないですが、燃えたときのはてな先住民のダイダロスアタックの威力に恐れおののく人らが多いのも事実。
ウチは以前、ライブドアでもやってたんですが……声かからないな―。
……まぁ、引き入れてもいい事がないからか。
だとしたらキチンと人を見てスカウトしてんだな―(ファック)