『知能だけ高くて他が全滅タイプ』の、発達障害の中でも、所謂アスペルガー症候群に属する、私ヤマトユキの話を書きます。
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思い返せば私の男遍歴と言うものは弄ばれるばかり。
関係したと思えば、直ぐに捨てられる。
そう言った事ばかり繰り返している気がする、ではなく、それは事実だ。
私の何がいけないのだろうか。
つまらない奴に引っ掛かる自分がいけないのか。
それとも、私を引っ掛けるつまらない奴がいけないのか。
所謂メビウスの輪みたいなもので、答は同じ円を延々回って出そうにない。
私は自分のことが好きでないのだ。
だから、自分のことを好きだと言ってくれる異性が居ると、即座にそちらへ走ってしまい易い傾向があると言って良い。
勿論「あぁ?何だこいつ!調子乗るんじゃねえよ!」と思う相手も存在する。
と言うのは、私が精神的に不安定なことを理解しない上で、近寄って来てはとやかく言ってくる輩。
そう言う相手は話や文面の雰囲気ですぐ判る。
判ったら容赦なく相手をしない。
若しくは、スルーするか。
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かなり上から目線の意見を書いてしまいましたが、実際に私の内面の病み(闇、と言っても良い)具合を知らないで、色々と言ってくる方がいらっしゃる。
私は友達には凄く恵まれています。
異性の友達は、皆とても素敵な方ばかりです。
それは、私が暗部を抱えていることをきちんと理解した上で付き合ってくれるからだと思っています。
私は一度、こう言う発言を繰り返したことがあります。
「死にたい」
これを何度リピートしたでしょうか。
学歴が高くても、どれだけ努力しても、上手く行かないものはいかない。
それは自分ではどうにもならない部分があると思います。
しかし、どうにもならないからこそ、きついのです。
特に私は障害者、偏見の目で見られる・・・と思いきや、内部障害(精神障害と発達障害なので)者の為、一見は普通の人間に捉えられます。
これは、見た目で直ぐ判る身体障害を持った方よりも、きつい一面です。
そもそも、私の障害は、はっきりしたデータを取ることが現在の技術だと難しい為、医師の見解に診断が任されます。
私はふたりの医師から、診察でこう言われました。
医師A「あなたは、統合失調症の傾向を持つ、発達障害だと思うよ」
医師B「う~ん。君には発達障害の傾向もあるけれども、名前の通りが良いから、統合失調症にしておくね」
どっちだ!
そう言うテンションなのです。
今の精神医療の観点と言うものは。
名前の通り方で決められて、転職活動で「あなたの病名は何ですか?」と訊かれて御覧なさい。
そんなややこしい人間、採用する会社、そして相手が居るのか!
私の苦しみは、自分の生き辛さとか、コミュニケーション能力や人生経験の乏しさだけでなく、こう言った曖昧さに因るものも大きいです。
だからこそ、恋人(と言って良いのかどうかすら判らない相手)にも弄ばれてしまうらしい、と自分では片を付けています。
自分で自分のことを諦めるのは、悲しいことです。
けれども、諦められたらそれはそれで、最恐かつ最強かつ最凶だと思っています。
何故なら、自分をうっちゃいておいていいのですからね。
私は以前、自分に対して「後は野となれ山となれ」と思っている、そう書いたことがあります。
だから、今更弄ばれたところで、自分が可哀想とか、卑下されているとか、全く思わないのです。
もしかしたら、その感情を自分で麻痺させているのかも知れませんが。
テキトーに遊んで、テキトーに楽しくて、テキトーに暮らせれば、それでいい。
私の好きな言葉は、『テキトー』なのです。
それは、私自身が無理し過ぎて潰れてしまう経験を重ねているから。
憧れているのですね、テキトーに。
と言っている傍から、この思想はテキトーではありませんでした。
でも、こう言った無理をしないと、障害者は生きられない面があるとも思います。
何しろ、フツー(と括ることの出来る世界があるのかどうかは不明ですが、私にはそれがあるように思えて仕方がない)に生きられる人との垣根が、大きすぎるから。
私の主治医は、こう話されたことがあります。
「障害者と健常者の住む世界は、全く持って違っている」
私には、健常者が眩しくて羨ましくて仕方がない。
障害なんて要らねえんだよ!!!!!!!!!!
そう絶叫して身投げしたい。
でも、そう言う性質を持って生まれてきてしまったことは、もうどうにも出来ないのです。
それが私ですからね。
書いている文章を読まれると分かると思いますが、私には不安と落ち着き、怒りの振れ幅が大きい面があります。
焦ってミステイクをしまくる面もあります。
良いことなんてひとつもねえんだよ!!!!!!!!!!
と、また、振れてしまいました。
そう言う自分に嫌気が差しているので、自分の内面を理解しないで近寄って来る男は、はっきり言って、嫌。
見做した瞬間に切り捨てます。
但し、私はよく人からこう評価を頂くのです。
「あなたは優しいね」
そうっすか?
まじっすか?
自覚無いっすけど?
私は、思ったことをそのまま言って行動しているだけなのに。
それが私の優しさならば、今まで書いたことはとても残酷なお話になってしまいます。
元来が?優しい?らしい?私、思ったことをそのまま実行したら、斬り捨てられる人が存在してしまうのですから。
テキトーに生きる為に、要らないものは棄てて、要るものだけ取得します。
それは物も者も一緒なのです。