広島がDeNAに勝ち 日本シリーズ進出 25年ぶり
プロ野球、セ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージの第4戦は広島がDeNAに8対7で勝ち、リーグ優勝のチームに与えられるアドバンテージの1勝を含めた対戦成績を4勝1敗として、25年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。
広島市のマツダスタジアムで行われているセ・リーグのクライマックスシリーズ、ファイナルステージは広島が3勝、DeNAが1勝で、15日の第4戦を迎えました。
日本シリーズ進出に王手をかけている広島は1回、4番・新井選手のタイムリーヒットや、エルドレッド選手のスリーランホームランなど、ヒット6本を集める打者一巡の攻撃で6点を奪いました。
一方のDeNAは3回の梶谷選手のツーランホームランなどで反撃し、7回にはロペス選手がホームランを打って8対7と1点差に迫りました。
しかし、広島は8回はジャクソン投手、9回は抑えの中崎投手がDeNAに得点を許さず、広島が8対7で逃げきりました。
広島はリーグ優勝のチームに与えられるアドバンテージの1勝を含めた対戦成績を4勝1敗として、25年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。
日本シリーズ進出に王手をかけている広島は1回、4番・新井選手のタイムリーヒットや、エルドレッド選手のスリーランホームランなど、ヒット6本を集める打者一巡の攻撃で6点を奪いました。
一方のDeNAは3回の梶谷選手のツーランホームランなどで反撃し、7回にはロペス選手がホームランを打って8対7と1点差に迫りました。
しかし、広島は8回はジャクソン投手、9回は抑えの中崎投手がDeNAに得点を許さず、広島が8対7で逃げきりました。
広島はリーグ優勝のチームに与えられるアドバンテージの1勝を含めた対戦成績を4勝1敗として、25年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。
緒方監督「最後の最後までしびれた」
広島の緒方監督は試合後のインタビューで、「本当に最後の最後までしびれましたが、マウンドで中崎投手がやってくれると信じていました。勝ち上がってきたDeNAはシーズン中何度も苦しめられた相手で、厳しい戦いになると思っていましたが、一戦一戦広島の野球ができて勝つことができました。選手たちはシーズン通して成長してくれたし、このクライマックスシリーズでさらに力をつけてくれたと思います。日本シリーズはさらに厳しい戦いになると思いますが、われわれはただ一つカープの野球をやるだけ。日本一へファンと一丸となって戦いたいです」と話していました。
クライマックスシリーズファイナルステージで8割を超える打率をマークし、最優秀選手に選ばれた広島の1番・田中選手は、「レギュラーシーズンをぶっちぎりで優勝し、勝って当たり前と見られていたと思うので、日本シリーズに進出できてほっとしている」と笑顔を見せました。そして自身の成績については「自分もびっくりする数字。出来すぎなので、気を引き締めて練習をしていきたい」と話していました。最後に日本シリーズへの意気込みを聞かれ、「これまでと同じように1番バッターの役割を思い切って果たせるように挑みたい」と話していました。
クライマックスシリーズファイナルステージの第1戦と第2戦で決勝点となる先制タイムリーを打った広島の3番・丸選手は「日本シリーズ進出が決まって正直、ほっとしている。シーズン中やってきたことを信じて、それができたのがよかった。クライマックスシリーズはフォアボールでもいいので、つなぐことを意識していた」と4試合の戦いを振り返りました。
そして日本シリーズに向けては、「自分が打つのがベストだが、このシリーズと同じように次につないでいきたい。そこでランナーがいれば、返すことをできればいい。緊張すると思うが、初めてのことなので、緊張も含めて味わいたい」と意気込みを話していました。
クライマックスシリーズファイナルステージの第1戦で完封勝利を挙げ、チームを勢いづけた広島のジョンソン投手は「短期決戦ではシリーズの初戦を取ることが大事なので、それができてチームに流れを引き寄せられたと思う。非常に大きな1勝になった」と自身の好投を振り返りました。
そして、日本シリーズについては「チームはいい野球をやっているので、この流れを日本シリーズに持って行きたい。これまでどおり、自分たちの野球をやるだけ」と話していました。
クライマックスシリーズファイナルステージで8割を超える打率をマークし、最優秀選手に選ばれた広島の1番・田中選手は、「レギュラーシーズンをぶっちぎりで優勝し、勝って当たり前と見られていたと思うので、日本シリーズに進出できてほっとしている」と笑顔を見せました。そして自身の成績については「自分もびっくりする数字。出来すぎなので、気を引き締めて練習をしていきたい」と話していました。最後に日本シリーズへの意気込みを聞かれ、「これまでと同じように1番バッターの役割を思い切って果たせるように挑みたい」と話していました。
クライマックスシリーズファイナルステージの第1戦と第2戦で決勝点となる先制タイムリーを打った広島の3番・丸選手は「日本シリーズ進出が決まって正直、ほっとしている。シーズン中やってきたことを信じて、それができたのがよかった。クライマックスシリーズはフォアボールでもいいので、つなぐことを意識していた」と4試合の戦いを振り返りました。
そして日本シリーズに向けては、「自分が打つのがベストだが、このシリーズと同じように次につないでいきたい。そこでランナーがいれば、返すことをできればいい。緊張すると思うが、初めてのことなので、緊張も含めて味わいたい」と意気込みを話していました。
クライマックスシリーズファイナルステージの第1戦で完封勝利を挙げ、チームを勢いづけた広島のジョンソン投手は「短期決戦ではシリーズの初戦を取ることが大事なので、それができてチームに流れを引き寄せられたと思う。非常に大きな1勝になった」と自身の好投を振り返りました。
そして、日本シリーズについては「チームはいい野球をやっているので、この流れを日本シリーズに持って行きたい。これまでどおり、自分たちの野球をやるだけ」と話していました。
ラミレス監督「選手には誇りをもってほしい」
DeNAのラミレス監督は「6点差から始まったが、最後まで戦い抜くことができた。選手たちには、『何も恥ずかしいことはない、誇りを持ってほしい』と伝えた」と選手たちの粘りを評価しました。
そして就任1年目のシーズンを振り返り、「誰も期待していなかったところまで来ることができたし、すばらしかったと思う。クライマックスシリーズというプレッシャーがかかる環境でプレーした経験が、今後このチームをよりよくしていくと思う」と話していました。
ファイナルステージの4試合でヒット1本に終わったDeNAのキャプテン、筒香選手は「打てなかったのは現実だし、自分の力不足。もっと野球がうまくなれるように、オフシーズンを過ごしたい」と話していました。そして「今シーズンは多くのファンに球場に足を運んでもらい、力強い声援をもらった。来年は優勝してファンと喜びたい」と話していました。
2回6失点と先発の役割を果たせなかったDeNAのルーキー、今永投手は「申し訳ないし、実力不足だった。コントロールが定まらない中で、心と体が一致しなかった。この6失点をしっかり受け止めて、来年につなげたい」と話していました。
そして就任1年目のシーズンを振り返り、「誰も期待していなかったところまで来ることができたし、すばらしかったと思う。クライマックスシリーズというプレッシャーがかかる環境でプレーした経験が、今後このチームをよりよくしていくと思う」と話していました。
ファイナルステージの4試合でヒット1本に終わったDeNAのキャプテン、筒香選手は「打てなかったのは現実だし、自分の力不足。もっと野球がうまくなれるように、オフシーズンを過ごしたい」と話していました。そして「今シーズンは多くのファンに球場に足を運んでもらい、力強い声援をもらった。来年は優勝してファンと喜びたい」と話していました。
2回6失点と先発の役割を果たせなかったDeNAのルーキー、今永投手は「申し訳ないし、実力不足だった。コントロールが定まらない中で、心と体が一致しなかった。この6失点をしっかり受け止めて、来年につなげたい」と話していました。
広島でファンがビールかけ
広島の勝利が決まった瞬間、広島市内の居酒屋では試合を見守っていた大勢のファンがビールを互いにかけあい、日本シリーズ進出を喜び合いました。
広島市中区にある居酒屋「赤まる」はふだんは夕方5時から営業していますが、15日は日本シリーズ進出がかかった試合をファンたちと見守ろうと、試合開始30分前の午後1時に特別に店を開け、店に設置した大型テレビで試合を観戦しました。
店には、入りきれないほどの客が訪れ、選手たちのプレーに一喜一憂しながら試合の様子を見守りました。
そして、日本シリーズ進出が決まると、店が用意したビールを互いにかけあい、喜びを爆発させました。
店では、200本のビールを用意したということですが10分余りでビールはすべてなくなっていました。
23歳の女性は「最高です。生まれたときからこのときをずっと待ち望んでいました。日本一になってもう一度ビールかけをしたいです」と話していました。また、男性店員は「ずっとお客さんとともにカープを応援してきたので本当にうれしいです。次は300本のビールを用意したいです」と話していました。
広島市中区にある居酒屋「赤まる」はふだんは夕方5時から営業していますが、15日は日本シリーズ進出がかかった試合をファンたちと見守ろうと、試合開始30分前の午後1時に特別に店を開け、店に設置した大型テレビで試合を観戦しました。
店には、入りきれないほどの客が訪れ、選手たちのプレーに一喜一憂しながら試合の様子を見守りました。
そして、日本シリーズ進出が決まると、店が用意したビールを互いにかけあい、喜びを爆発させました。
店では、200本のビールを用意したということですが10分余りでビールはすべてなくなっていました。
23歳の女性は「最高です。生まれたときからこのときをずっと待ち望んでいました。日本一になってもう一度ビールかけをしたいです」と話していました。また、男性店員は「ずっとお客さんとともにカープを応援してきたので本当にうれしいです。次は300本のビールを用意したいです」と話していました。
試合終了直後から記念セール
プロ野球、広島が日本シリーズ進出を決めたことを受けて、広島県廿日市市にある大型ショッピングセンターでは、試合終了直後から記念のセールを始めました。
広島県廿日市市にある大型ショッピングセンターでは、店頭に設置されたテレビの前に大勢の買い物客が集まり、広島の試合に声援を送りました。
そして、広島が25年ぶりの日本シリーズ進出を決めると、店では早速記念のセールを始めました。
このうち食品売り場では緒方監督の背番号にちなんで、生のさんまが1匹79円、柿が1個79円など、およそ30種類の商品が特別価格で販売され、大勢の買い物客が次々に買い求めていました。
広島市の30代の女性は「本当にうれしいです。セールも行われて広島のおかげです。このまま日本一になってほしい」と話していました。
ゆめタウン廿日市の岡杖真一郎食品店長は「日本シリーズに向けても、大勢のお客さんに足を運んでもらいたい」と話していました。
広島県廿日市市にある大型ショッピングセンターでは、店頭に設置されたテレビの前に大勢の買い物客が集まり、広島の試合に声援を送りました。
そして、広島が25年ぶりの日本シリーズ進出を決めると、店では早速記念のセールを始めました。
このうち食品売り場では緒方監督の背番号にちなんで、生のさんまが1匹79円、柿が1個79円など、およそ30種類の商品が特別価格で販売され、大勢の買い物客が次々に買い求めていました。
広島市の30代の女性は「本当にうれしいです。セールも行われて広島のおかげです。このまま日本一になってほしい」と話していました。
ゆめタウン廿日市の岡杖真一郎食品店長は「日本シリーズに向けても、大勢のお客さんに足を運んでもらいたい」と話していました。