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せめて個人ブログらしく

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国民は騙されていた?B層の秘密!

皆さん「B層」って知っていますか?たぶんあまり馴染みのない言葉だと思うのですが、実は意外なところで重要な意味を持っています。その意外なところとは実は政治なのです。最近では政治資金の問題など色々な問題が噴出していますよね。では「B層」は政治においてどのような意味を持っているのでしょうか!?

 

ということで、こういう書き方をすればPVが稼げるそうなので、やってみました。普段はこういうことはしないんですけどね。

この前書いたこの記事⇒「政治が腐敗するのは国民が馬鹿だから」を読み返していてB層を思い出したので、簡単にB層について書いておこうと思いました。

あまりごちゃごちゃ書いても分かりにくいので、B層の定義を最初に確認しましょう。

「IQ」が比較的低くかつ構造改革に中立ないし肯定的な層

 (引用:B層 - Wikipedia

このB層というのは郵政民営化の際の企画広報として利用されました。小泉政権の支持基盤です。つまり、普通に宣伝流してもアレだから効果的に攻めるために(一言で言えば)「バカ」を対象に宣伝した、という感じです。このバカがB層です。

冒頭で「馴染みのない」とか言っといてあれですが、B層って知ってる人は知ってる(まあ当然か)言葉だと思います。ただA層からD層まであることを知っている人って案外少ないんじゃないかなぁ、と個人的には感じています。

簡単に定義を言うと、

  • A層 「IQ」が比較的高く、構造改革に肯定的
  • B層 「IQ」が比較的低くかつ構造改革に中立ないし肯定的な層
  • C層 「IQ」が比較的高く、構造改革に否定的
  • D層 「IQ」が比較的低く、構造改革に否定的

となります。文字にすると分かりにくいですが、図にすると簡単で、Windowsのロゴみたいに4つの枠を作って、IQの高低(縦)と構造改革への賛否(横)、という形になります。

それで、それぞれの層の具体的な人物像を出すなら、

  • A層 大学教授、マスコミ、大企業の授業員など
  • B層 マスコミに流れやすい人たち。主婦や若者、高齢者など
  • C層 ここが難しいんですけど利口な人、偏差値の高い人みたいなイメージかなぁ
  • D層 構造改革の痛みを知っていて、失業を恐れているような人たち

という感じです。

この辺の定義みたいなところは「B層 - Wikipedia」の方が遥かに詳しいので(ていうほど情報があるわけではないのですが)、合わせて読むといいと思います。

で、依頼を受けた当時の広告会社がこの4つの層を作って、もっとも割合が多くて、もっとも利用しやすいB層を中心に宣伝を打ち出し、見事勝利に導いた、という形になります。

以前書いた「政治が腐敗するのは国民が馬鹿だから」の記事で、国民はもしかしたら馬鹿にされているのかもしれないですね、みたいなことを書いたのですが、完全に馬鹿にされていますね(´Д`) ありがとうございました。

そういや当時のキャッチコピーって、正確な形は忘れましたけど、「よくわからないけどすごい!」みたいな感じでしたもんね。よくわからずに投票した人が大多数だった、ということでしょうか。政治なんかこんなもんですよ(笑)

「政治家がー」「マスコミがー」と言う前にどこを改善しなければならないのか、って、怒られるかな。

靖国参拝もよく問題になったりしますが、小泉さんすごかったですもんね。報道陣めっちゃ集めてヘリまで飛ばして、その中で堂々と参拝していましたもんね。支持率もしっかりかっちゃり上がりましたし。

というわけです。そういう意味では小泉さんのは才能だと本気で思います。政治にあからさまなマーケティングを持ち込んだのはこの人が初めてなんですかね、あまり詳しくはわからないんですけど。

(私が政治的に支持しているか否かは問題ではないですよ、こういうことがあったということを私はここで書いています)

 

それで、このB層という考え方は何も政治だけでなく、一般的な商売にも使われています。何だかんだでB層向けの商品は非常によく売れるので、ある意味鉄板とも言える商売です。

B層向けの商売をしている代表的なところでは、まぁファーストフードは全般的にそうですね。あと有名どころでは緑色のロゴが印象的なカフェ。若年層をうまく取り込んでいます。

食べ物関係では食べ放題もそうです。B層特有の「得したい」という感情を利用した手法です。ちなみに一般的な食欲の人間が食べ放題で元を取るのは不可能です。フードファイターとして活躍している人の一部が得する、程度だと思ってください。

あと、極端な話、メディアが言うものはだいたいB層向けです。あまり流行には詳しくないのですが、「○○系女子(または男子)」とかそういうのですね。最近だと「ミニマリスト」とかもありますかね、「ミニマリスト」は主婦を中心に売れました。

意識高い系」という言葉がありますが、それっぽく見える若年者なんかにもB層が多いです。意識高い系について個人的に思うのは、意識とかどうでもいいから行動と結果と結果に対する次の行動を見ろ、と思います。でもB層には意識の方が大切なのかもしれません。

身近なところではブログのタイトルとかですね。この記事のタイトルと導入文はB層向けに書いたんですけど、どうでしょう?うまくいったかな?さすがに適当すぎたか。でもこういう系のタイトルは本当に多いですね。

あとそれから、これ書くと怒られるかな、B層は特に女性がターゲットになります。女性はかなり消費の意欲が強いので、服や鞄、インテリア、化粧、美容、ダイエットなど、つまりお金になりやすいです。

で、女性をターゲットにするメリットがもう一つあって、それが、間接的に男性の財布を支配できることです。聡明な女性の方なら分かると思うのですが、男性は基本的に単純です。「これ欲しいなぁ~」と言えれば「しょ、しょうがねーなぁ」と言うかはわかりませんけども、見栄を張って買います。

まあ、こんな感じです。

売る側の人にとっては当たり前のことなんですが、実は人間の行動って簡単に操作できます。個人レベルでってなると逆に難しいんですけど、集団を動かすのは簡単です。

ちなみに、集団は個人でもわずかながら動かすことが出来ます。例えば、ブログです。炎上のさせ方ってあるんですけど、これは知っているか知らないかの違いであって、やり方を知っていれば誰でも簡単に出来ます。で、炎上させるとPVが増えます。つまりお金になります。

また、この炎上のやり方っていうのはマスコミも使っていて、例えば芸能人。上げて落とす、が基本なんですけど、芸能人をそれなりにヒットさせて、人気が停滞してきた頃にスキャンダル出しで落とすんです。そしたら売れてる時は視聴率が上がりますけど、落としたらまた騒ぎになって視聴率が上がります。つまりお金になります。

という感じです。

かなり極端な例出したんで、色々あるでしょうけど、こういうこともあるんですよ。だから私たちって結構知らないところで騙されているんで、しっかりと勉強しようね、という記事でした。

最後になりますが、はっきり言ってB層は多分もっとも幸せだと思います。難しことを考える必要がないんで。マスコミに流されて生きていくだけなんで、基本的には。だからそれなりに楽しいんですよ。つまり、わかった上でB層として生きるんだったら立派だと思いますよ、私は。

ただね、B層はニンジンをぶら下げた馬に似てると思います。目の前のニンジンめがけて常にハイテンションだけど、本質を得ることは出来ない。

本質とは何か、みたいな指摘がありそうですが、一つヒントを出すならば、真理は一つではなく、複数あるということです。

それじゃあ頑張ってね~(*'ω'*)

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