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 韓国の世論調査機関、韓国ギャラップは14日、朴槿恵(パククネ)大統領の支持率が就任後最低の26%を記録したと発表した。北朝鮮に対する強硬な政策は比較的評価されているものの、強引な国政運営や人事が批判を浴びたようだ。2018年2月までの残り任期中、厳しい国政運営を迫られそうだ。

 同社が10月第2週に実施した調査によれば、20~40代の支持率がとくに低く10%台にとどまった。朴政権は発足当初、60%の支持率を記録したが、与党が敗北した4月の総選挙後は29~34%で推移していた。

 野党は、米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)の韓国配備や従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意などで、朴政権が国民の同意を十分に得なかったと批判を強めている。(ソウル=牧野愛博)

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