・箱根駅伝 中央大の連続出場87回で途切れる | NHKニュース
個人的には「なんやかんやで村上春樹がノーベル文学賞を逃す」ってのと立川界隈で行われる箱根駅伝の予選会ってのはこの時期の風物詩のようになってますな(をい)
来年1月に関東の大学対抗で争う箱根駅伝の予選会が東京・立川市で行われ、中央大は11位に終わり出場権獲得はならず、大正14年から続いていた箱根駅伝の連続出場が87回で途切れました。
箱根駅伝の予選会は関東の50校が参加して行われ、陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までの20キロのコースを走った各校上位10人の合計タイムで順位を争い、上位10校が出場権を獲得します。
中央大は10位の日大と44秒差の11位に終わり、大正14年から戦争による中断をはさんで続いていた箱根駅伝の連続出場が87回で途切れました。
予選会では1位の大東文化大、2位の明治大、3位の創価大、4位の法政大、5位の神奈川大、6位の上武大、7位の拓殖大、8位の国学院大、9位の国士舘大、10位の日大が出場権を獲得しました。
来年1月2日と3日に開催される箱根駅伝には、予選会を通過した10校のほか、ことしの大会で優勝した青山学院大などの上位10校のシード校に加え、オープン参加の関東学生連合を加えた21チームが出場します。
確か箱根駅伝の総合優勝の回数が一番多いのが中央大学だったような記憶があります。昭和20-40年代あたりは中央や日大、日体大が何連覇もして黄金時代でしたしね。
昔、マガジンで連載されてた「マラソンマン」という漫画が大好きでよく読んでましたが、主人公が進学した大学のモデルはその「C」のマークは明らかに中央大でしたし。ある意味で懐かしい。
…それにしても87回連続で出場ってのも凄いですわ。記事に書いてある通り、大正14年からずーっと出続けていたという次第で。ちなみに、他の伝統校の記録も調べてみたら、日体大が68回連続(68年連続)、早稲田が40回連続(40年連続)という記録があるんだそうです。つまりは、早稲田が「いなかった」箱根駅伝ってのもあったんですね昭和50年代に1回だけ。
ついでに書くと、予選会が始まったのは昭和23年で、厳密には「関東学生10マイル」という大会が予選に充てられたのが最初で、この時は参加する全校が予選会にも走ったという話があったんだそうです。
その後、10マイルが20km競争に改められたり、シード方式が導入されたのが昭和33年。この時に前年上位10校+予選会からの勝ち上がりが5校ということになって「予選敗退校」が出るようになりました。後に予選会の勝ち上がりが6校になり、今は9校→10校、記念大会で出場枠が増えると13校程度になっていったんだそうですが…。
ただ、最近は「戦国駅伝」と呼ばれるようになるぐらい各校のレベルが上がってきたり、出場してる大学・チームが50校ぐらいに膨れ上がってるんで、ますますハードになっていますしね。うちの母校の大学なんかも過去に数度予選会を勝ち上がって出たことがありますが、最近はとんとご無沙汰ですし。
あとは個人的には風物詩的な感じで「いいなあ」と思ってるのが、冒頭にも貼りましたが
これは去年の写真なんですけども、立川の自衛隊駐屯地や昭和記念公園を使って予選会をやるようになってから、JR立川駅の自由通路にこの時期にこういう各校ののぼりが立てられるようになったんですね。で、実際に駅近くの曙町の界隈も走るんで午前中、少しだけ交通規制がかかるんですけど…立川で仕事してた時はこの交通規制で仕事に影響しなきゃいいなと思いつつハラハラしてましたわ。ま、大概、外勤で営業回りする頃には昭和記念公園内の周回コースになっているか、既にレースが終わってるんですけどね。
で、来年もおそらく1月2-3日は自宅のテレビでずっと箱根駅伝を見てると思うんですが…青山学院大がまた強いんでしょう?というのは別にしても(苦笑)、出る全選手が無事に走って、全校が(6区以外の)繰り上げスタートにならずに無事にタスキが繋がる事を祈ってやまない次第ですわ…。