飼育中のクマに襲われ男性１人死亡 １人けが 長野10月15日 14時22分

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１５日午前、長野県安曇野市の農業施設で飼育されていたクマに男性２人が襲われ、このうち５６歳の男性が死亡し、３９歳の男性が軽いけがをしました。警察が、クマに襲われた詳しい状況などを調べています。

１５日午前８時前、安曇野市豊科高家の農業施設「降旗ライスセンター」の敷地内にあるクマのおりの前で、市内に住む三原治雄さん（５６）が倒れているのが見つかりました。
警察によりますと、三原さんは腕などにけがをしていて、病院に運ばれましたが、およそ１時間半後に死亡が確認されました。
三原さんが倒れていたおりの外には飼育されていたクマがいて、施設を訪ねた３９歳の男性がおりに戻そうとした際、腕などに軽いけがをしました。
警察は、傷や現場の状況などから三原さんはこのクマに襲われたとみています。
三原さんは、この農業施設で知人とともに２頭のクマを飼育していたということで、警察は施設で飼育していたいきさつや、クマに襲われた詳しい状況を調べています。