夏が過ぎ、風あざみ~♪
その地に暮らす人々も含めて、世界遺産なのだ。
五箇山、白川郷の「合掌集落」
富山の五箇山地域、岐阜の白川郷地域、それぞれに存在する合掌造りの集落が、1995年、世界遺産に登録された。
集落は北から、五箇山地域の「相倉(あいのくら)」「菅沼(すがぬま)」、白川郷地域の「荻町(おぎまち)」の三つ。
・相倉
・菅沼
・荻町
以下の記事でもふれた「アニメ街道」の西ルート、国道156号線沿いにある集落である。
アクセスは、東海北陸自動車道の「五箇山IC」および「白川郷IC」 から。
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写真に見える合掌造りの家々は、けっして「過去の遺物」ではない。
人々が現在も生活を営む住居である。
「村そのもの」が世界遺産に認定されるのは、とても珍しいこと。
登録の時点では、ハンガリーのホッローケー、スロバキアのヴルコリニェツに続く、世界で三例目だった。
世の中がどんどん便利になっていく中で、古きものを守りながら生きていくというのは、そうとう大変なことだと察する。
極端な話、そこが自宅の寝室であろうと、釘一本打つにも許可が必要になる。
繰り返すが、この地に暮らす人々も含めて世界遺産、そういっても過言ではない。
あの日の少年たちよ、ありがとう。
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五箇山の地酒「三笑楽」!
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記事終わりの連載4コマ
『ペットボトルくん』
・その88
防犯効果は期待できない。