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【格闘技】

人母美、20日の再起戦で負けたら 金平会長は「次はない」

2016年10月15日 紙面から

記者会見後にポーズを取る高野=協栄ジムで(藤本敏和撮影)

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 ボクシングの東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者で、モデルボクサーとしても知られる高野人母美(ともみ、29)=協栄=が14日、東京都内の所属ジムで記者会見。20日に後楽園ホールで行う再起戦(対ワンダーガール・シットサイトーン、55・6キロ契約、6回戦)に向けた抱負を語ったが、同席したジムの金平桂一郎会長(50)が「負けたら次はないです」と宣言。高野は「聞いてないよぉ」と言わんばかりに困惑したような表情を浮かべた。

 昨年11月の世界初挑戦で敗れ、6月に予定されていた再起戦も、本人の“電撃”引退宣言&直後撤回というドタバタ劇で中止、エキシビションに変更となった。20日は約1年ぶりの実戦で注目されたが、会長から「高野は追い込まれないと力を発揮しないから」といきなり進退を懸けた一戦となり、さすがの高野も「言葉がないです…。頭がクラクラしてます。プレッシャーなく楽しく練習できていたんですが…。プレッシャーからは逃れられないですね。やるしかないです。やめたくないので」と複雑な胸の内をのぞかせた。

 20日はメインイベントで元日本&東洋太平洋スーパーバンタム級王者・天笠尚(30)=山上=の再起戦も行われる。 (藤本敏和)

 

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