蹴球探訪
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【サッカー】ルヴァン杯きょう決勝 浦和・槙野「今度こそ監督にトロフィー渡す」2016年10月15日 紙面から
Jリーグのルヴァン・カップは15日、ナビスコカップから改称されて初の決勝が埼玉スタジアムで行われる。13年ぶりの優勝を狙う浦和と、2年ぶりの王者奪還を目指すG大阪が対戦する。浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督(58)は広島指揮時代を含めるとカップ戦決勝に計4度進出して全敗中。14日の前日会見で、同監督は“5度目の正直”に向けて「やってきたことを信じてやるだけ」と意気込んだ。 浦和のペトロビッチ監督が5度目の正直に挑む。2006〜11年まで率いた広島では、07年度の天皇杯、10年のナビスコ杯で準優勝。12年から指揮を執る浦和でも、13年のナビスコ杯、15年度の天皇杯でいずれも決勝で敗れた。勝負弱い…。しかし、ようやく、そんな負のレッテルをはがすチャンスが巡ってきた。 前日会見で、指揮官も「カップ戦の決勝で負けてきた過去がある」と認めつつも「勝敗は事前に分かるものではない。サッカーを楽しむだけ」と言った。そして、宿敵のG大阪が再び立ちはだかる。昨季はゼロックス杯、J1チャンピオンシップ準決勝、天皇杯決勝と一発勝負で全敗。煮え湯を飲まされてきた。 選手も雪辱に燃える。1日のリーグ戦ではG大阪に4−0と大勝したが、主将のMF阿部は「もう過去のこと。何度もやってきて悔しい思いもしてきた」と手綱を締めた。その試合でG大阪のMF遠藤に蹴られて右肋骨(ろっこつ)を骨折したが、「ここにいるということは大丈夫ということ」と気丈に話し、強行出場する。また、日本代表DF槙野も「監督とは広島時代から10年一緒にやってきた。でも、何一つタイトルを差し上げていない。明日こそトロフィーを渡したい」と気合を入れた。 (占部哲也) PR情報
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