【パCS】日本ハム4年ぶり日本シリーズ王手!有原7回1失点「投げやすかった」
◆日本通運 クライマックスシリーズ パ 最終S第3戦 日本ハム4―1ソフトバンク(14日・札幌ドーム)
日本ハムがソフトバンクを4-1で破り、4年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。
第2戦で9回にまさかの逆転負けを喫した日本ハムは初回、近藤の適時打とレアードの2試合連続3ランで4点を先制。3回にソフトバンク中村晃のソロ弾で1点を返された。
日本ハム先発の有原は7回1失点と好投。石井、谷元とつなぎ、3点リードで迎えた9回には前日に逆転負けしたマーティンではなく、バースを投入。1死から松田に四球、明石にピッチャー返しを打たれて一、二塁とされたが、長谷川を中飛、今宮を遊ゴロに仕留めて無失点で締めくくった。
有原「勝つことができてうれしいです。ありがとうございます。バックに助けられたというか、いい守備に助けられたので7回投げ切れたと思います。初回に良い形で点を取ってくれたので投げやすかったです。感謝します。先のことは考えず一人一人という気持ちで投げたのが良かったと思います。(武田勝からTシャツに)王手をかけろ、と書いていただきました。今日も勝さんに回ってきたなと声をかけてもらった。勝てたのは勝さんのおかげだと思います」
近藤「有原さんと初回に三者凡退に抑えたら、3点とると約束してたんで、なんとか取れてよかったです。チャンスだったので、初球からどんどん行こうという気持ちでいったのがよかった。使っていただいてるので、(打順は)どこで出ても結果を出さないといけない。初回に打ててよかった」
レアード「(本塁打)メッチャエグカッタ!フォークがくると思ってそれだけを張っていたので、ちょうど甘いところにきたので振り抜きました。とにかくチームの勝利のために全力を尽くしているだけです。有原も素晴らしい投球をして、近藤もいいところで打ってくれたので、自分も3ランを打ててよかったです。アシタキメルゾー!」