外出先でもパワフルに聴ける！ ORBが2台1組で使う新発想のバイアンプ式ポタアンを限定発売

リケーブル、入力ケーブルの仕様を選べる

　ORB（オーブ）は、ポータブルヘッドホンアンプの「JADE next Ultimate bi power」（￥82,000、税別、限定数50セット）と「JADE next Ultimate bi power JAPAN」（￥85,000、税別、限定数20セット）を10月22日より発売する。違いは表面加工で、JADE next Ultimate bi power JAPANは、天板部分が漆塗装仕上げで、金沢の漆塗り美術工房で豊富な経験を持つ職人の手によって仕上げられたという。

　いずれもステレオヘッドホンアンプ「JADE next」をリファインしたモデルで、2台1組で使うバイアンプ仕様にした。また、ボリュウムをなくし、パワーアンプとして利用することで駆動力を高めた他、左右chの分離が良くなり、クロストークが大幅に軽減されたことにより、クリアーかつ力強い、躍動感あるサウンドを実現したという。

　電源は1台につき単4電池2本。これを電源電圧10Vまで昇圧することで、300Ωものハイインピーダンス・ヘッドホンでも余裕を持って駆動できる「ハイインピーダンスモード（HiZo）」（20mW×2、32Ω負荷）を搭載する。さらに、昇圧をしない「ノーマルモード（ECO）」（2mW×2、32Ω負荷）も用意。低インピーダンスのイヤホンで長時間聴きたい場合に重宝するだろう。

　電池駆動には、中・低域の駆動能力が低いのが弱点だが、電源部に1,000μFの電解コンデンサーを導入して電源の出力インピーダンスを下げることで、高度なパワーレスポンスを実現したという。

　付属ケーブルはマイスタークラフトマンの製作するClear forceを採用。入力と出力の仕様を購入時に選べ、音声入力ケーブルは入力側端子がアンバランス/バランスの2種類から、ヘッドホン/イヤホン接続用ケーブルはMMCX/HD25（ゼンハイザー製ヘッドホン）/HD650（同）/FitEar/カスタムIEM2ピンの5種類から自由に組み合わせられる。