HOME> ニュース> フィンランドのペナウディオから、新型3ウェイスピーカー「セレナーデ・シグネチャー」登場
2016年10月15日/Stereo Sound ONLINE 編集部・辻潔
フィンランドのスピーカーメーカー、ペナウディオ(PENAUDIO)から、新型スピーカー、「セレナーデ・シグネチャー」(SERENADE SIGNATURE)が発売される。価格は¥2,200,000(ペア、税別)、発売は11月1日より。取扱いはシーエスフィールド株式会社。
ペナウディオは、1975年生まれのエンジニア、サミ・ペンティラ(SAMI PENTTILA)氏によってフィンランドに設立されたスピーカー専業メーカーで、2002年から国外に進出。2004年に発表された初代「セレナーデ」スピーカーが、米国ステレオファイル誌のクラスAコンポーネントに選出(2006年)されていることなどで知られている。
今回発売される、セレナーデ・シグネチャーはいわゆるフロアースタンディング型の3ウェイスピーカーで、カーリー杢と呼ばれる美しい木目が入ったフィンランド産バーチ(樺)を贅沢に使ったモデル。キャビネットのメイン素材にはMDFが使われ、カーリーバーチで仕上げられた格好だ。3ウェイ4スピーカー構成のダイナミック型ドライバーで、ポートをリアに設けたバスレフ型エンクロジャーに収めている。
ユニットはいずれもノルウェーのユニットメーカー、セアス(SEAS)製のEXCELシリーズが使われているようで、高域は磁性流体を使った29mm口径のソフトドームタイプを4kHzの帯域以上に使用している。中域と低域にはいずれもマグネシウム素材を振動板に用いた、センターイコライザー付きの145mm口径ユニットを搭載。中域は180Hz~4kHzの帯域で、低域は180Hz以下を2基用いて担当している。
出力音圧レベルは、87dB/m/2.83V、インピーダンスは4Ω。スピーカーターミナルはシングルワイヤリング接続専用でWBT製パーツが使われている。寸法は幅180×高さ1,150×奥行き300mm(台座除く。台座は幅300×奥行き345mm)、質量は26kg/本となる。
ジャンル |
スピーカーシステム |
|---|---|
ブランド名 |
PENAUDIO |
型名 |
セレナーデ・シグネチャー(SERENADE SIGNATURE) |
価格 |
¥2,200,000(ペア、税別) |
発売日 |
2016年11月01日 |
シーエスフィールド
電話:076-491-2207
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