ことしの新米価格 8%余り値上がり

ことしの新米価格 8%余り値上がり
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ことしの主食用の新米の価格は、全国の産地でえさ向けのコメなどへの転作が進み、収穫量が需要を下回る見通しとなっていることから、先月の時点で去年の同じ月に比べて8.8%値上がりしました。
農林水産省はことしの新米の取り引きが本格化したのに伴って先月、農家からコメを集めた農協などが卸売業者に販売した「相対取引価格」を調査しました。
それによりますと、全ての銘柄の平均で60キロ当たり1万4342円となり、去年の同じ月と比べて1164円、率にして8.8%値上がりました。新米の価格の値上がりは2年連続です。

このうち、取り引き量が最も多い北海道産の「ななつぼし」は1万4200円と去年に比べて6%値上がりしました。また、宮城県産の「ひとめぼれ」が1万3849円、秋田県産の「あきたこまち」が1万4151円とそれぞれ10%値上がりしました。最も価格が高かったのは、新潟県の「魚沼産コシヒカリ」で2万803円と、この時期では2年連続で2万円を超えました。

農林水産省は、新米の値上がりについていわゆる減反の結果、全国の産地で主食用のコメからえさ向けなどへの転作が進み、ことし予想される主食用のコメの収穫量が需要の見通しを下回ったためだと見ており、今後、店頭での新米の販売価格が値上がりする可能性もあります。