領土問題、遅かれ早かれ解決=ロ大統領報道官

時事通信 / 2016年10月11日 18時24分

 【モスクワ時事】ロシアのペスコフ大統領報道官は10日、日本との北方領土問題について「解決は理論的に可能で、遅かれ早かれ成し遂げられる。何らかの合意は達成できる」という見通しを示した。訪問先のトルコ・イスタンブールでの発言をインタファクス通信が伝えた。

 報道官は、日本が提案した経済・民生分野の8項目の協力プランなどを念頭に「非常に建設的なアプローチが見られる」と評価。「領土問題では強い忍耐力や段階的アプローチが必要だが、最も必要なのは、貿易・経済関係の進展で生まれる相互信頼関係の土台だ」と主張した。 

[時事通信社]

jiji

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