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【軍事ワールド】
北朝鮮の潜水艦に打つ手なし 韓国軍は粗悪部品使用のヘリ墜落、サイバー対策は本陣を乗っ取られ…「コリアンドリーム」に米国も冷ややか
中央日報などによると、開発に1兆3000億ウォン(約1210億円)を投じた韓国製ヘリ「スリオン」の軍への納入が突然中止された。輸出へ向けて性能試験のため米国ミシガン州で低温テストをしたところ、エンジンの空気取り入れ口付近に氷が張り付き、そのまま飛べばエンジンのブレードに氷がぶつかってエンジン本体が破損する危険性が明らかになったのだ。
同紙によると、設計、製造した韓国航空宇宙産業(KAI)では「韓国の冬は格段寒いわけでもなく乾燥している」として、韓国内での飛行に問題はないと説明したという。2018年に江原道平昌で冬期オリンピックを開催する国の気象状況説明としてはにわかに信じがたいものだ。
スリオンは着氷問題のほか、今年5月には機体のフレームやウインドシールド(前の窓)に原因不明の亀裂が生じる欠陥が露呈。窓には透明のシールを張って補強しているという。
ヘリがダメなら飛行機が…
対潜ヘリがだめでも、対潜哨戒機がある-はずなのだが、韓国では対戦哨戒機こそ「ガン」になっている。韓国軍は対潜哨戒機P-3Cオライオン(米国製)を16機運用しているが、いずれも老朽化。代わりに2018年から米海軍で用廃となり保管されている中古機「S-3B」27機を導入する方針とされるが、韓国世論やネットユーザーの間では、新鋭の米国製ポセイドン対潜哨戒機の購入や韓国による自主開発の声も出ている。しかし、これを世界と比べると絶望的だ。
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