宮城県知事「9つの問題点」今日解決策提示へ…五輪ボート会場問題

2016年10月15日6時0分  スポーツ報知

 宮城県の村井嘉浩知事(56)は14日、県庁で2020年東京五輪・パラリンピックのボートとカヌー・スプリント会場を長沼ボート場(宮城県登米市)に変更する際の対応策について、「客観的にこういう形で解決できると提示したい」と述べた。整備費用を含め、15日に来県する小池都知事に提示する。

 大会組織委員会は長沼ボート場について「9つの問題点がある」と指摘。アクセス、バリアフリーなどの問題点を挙げているが、村井氏は「十分クリアできる」と強調した。

 また、埼玉県戸田市の彩湖も代替地となっているが、埼玉県の上田清司知事(68)は「組織委の顧問であることから、インナーの立場として誘致を自粛していたが、その気がないという判断をされたのであれば、考えを変えざるを得ません」と受け入れる考えを示した。日本ボート協会はこの日、都の調査チームに計画通りに「海の森水上競技場」を新設するよう求めた。

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