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高野人母美、金平会長の“最後通告”に絶句「負ければ次はない」
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金平会長(右)と握手する高野
Photo By スポニチ |
東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者でモデルボクサーの高野人母美(29=協栄)が14日、約1年ぶりの再起戦へ向けて東京都新宿区の協栄ジムで会見と公開練習を行った。20日に東京・後楽園ホールでワンダーガール・シットサイトーン(17=タイ)と55・6キロ契約6回戦を行う。協栄ジムの金平桂一郎会長は「今回は必ず勝たないと許さない。負ければ次はない」と会見で“通告”し、高野が絶句する場面があった。
高野は昨年11月、初の世界挑戦に失敗。6月に再起戦を予定していたが、金平会長不在の席で引退希望を口にして後日撤回する「引退騒動」で中止となっていた。金平会長は今回、高野が長身(1メートル77)のアドバンテージを生かせないよう、1メートル67の対戦相手を選択。戦績も9戦7勝(2KO)2敗で「簡単な相手ではない。ガッチリしていてパワーもあり、高野が一番苦手とするタイプ。世界タイトルマッチまでやったのに、安直な相手ではみなさんが納得しない」と説明した。ワンダーガールは高野への挑戦を希望する東洋太平洋女子スーパーバンタム級1位・後藤あゆみ(ワタナベ)に4月にタイで判定負けしていることもあり、金平会長は「日本でやるならKOで勝たないと」とさらに注文をつけた。
リング復帰へ向け「雑念やプレッシャーなく、楽しく練習できていた。リングの上で楽しもうと思っていた」という高野は、金平会長の“最後通告”に「言葉がない。頭がクラクラしてきた」と硬い表情。それでも「これがラストかもしれないし、勝って次へつながるかもしれない。悔いなく、思い切ってやりたいです」と覚悟を語った。最近はレアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドらトップアスリートが使用することで有名な、マイナス197度の冷気で体を冷やす装置「クライオサウナ」で体重調整が楽にできているという。「動きも違うし体の調子は一番いい」と仕上がりに自信を示し、「ボクシングはやめたくないです」と本音を漏らした。
[ 2016年10月14日 13:57 ]
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