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ヒロローグ

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悲しみに効く特効薬はないかも知れないが万能薬ならある

自己啓発 自己啓発-感情

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悲しみに効く特効薬はある?

このブログを毎回読んでくださってる方はご存知かも知れませんが、僕には家族がいました。

もう逝っちゃったんですけどね。

大体18歳くらい(人間の年号で)でしょうか。

つまり18年一緒にいた事になります。

彼が逝ってからしばらくの間、母は完全にこのペットロスに当てはまってしまっていました。

ペットロスとは?


ペットロスとは飼っていたペットが事故や寿命などで亡くなり、その悲しさの余り、全てのやる気がなくなり、毎日涙し、酷い場合だと自殺者まで出てしまうような鬱症状が出てしまうことを指します。

その当時は散々なもので、見たら泣いてる、電話したら泣いてる。

食事も殆ど食べてなかったですね。

今となっては「◯◯ちゃんのおかげで体重減った!」とはしゃげるくらいです。

母とたまに話をすると、彼の事が話題に出たりするんですが、今では良い意味で次のステップに向かえているようで一安心しています。

時間が経つとどうなるのか

彼が旅立ってからしばらく経つんですが、ふとした瞬間に思い出すこと事があります。

いつも居た場所にモノが置いてあると彼に見えてしまったりとかね。

この想いはおそらくもう、一生消えないないだろうなと僕自身覚悟をしています。

嫌な感情ではないのでいいんですけどね、別に。

忘れないように意識しなくても、たまに思い出すってすごいですよね。

なんか片想いしてるみたいですよね。

感覚としては近いものを感じます。

届きそうで届かない、的なね。

 

先月頃でしょうか。

なんと夢に出てきたんですよ。

内容はぼんやりしていてよく覚えていないんですが、ハッと起きた時には涙がコップ一杯に溢れていました。

よく分からないですが、僕の深層心理ではまだ、悲しんで居るのでしょうか?

いやいや、そんなことはない。

 

もう僕の中では完全に吹っ切れた、というと語弊があるかも知れませんが、一緒に居た18年は良い思い出として消化されています。

もちろん寂しくなる瞬間はありますけど。

 

夜中に号泣した朝に目覚めると何事もなかったような感じでいつも通り生活が始まります。

当たり前ですけどね、僕はまだ生きているので。

当時は、しばらくは何が起こったんだ状態で中々現実を受け入れられない様な感じで日々を過ごしていました。

時間がかかりましたね、火葬して残った骨を見ても「何これ?」と、全てを受け入れきれてなかったんだと思います。

そして母の泣いている姿を見て連られ泣きをするという負の螺旋階段を登っている様でした。

 

それでもこうやって月日が経ち、改めてこれまでを振り返って見ると1つ気付く事があるはずです。

思い出になってませんか?

過去に戻る事は出来ないですし、生きている限り何もしなくても時間は過ぎていきます。

これを無情にも過ぎ去る時間にするのか、意味のあった時間とするかの違いではないでしょうか。

自分の気の持ち方次第

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恋愛なんかでも同じだと思うんですよ。

死ぬほど好きだった彼女に振られた時はまさにこの世の終わりと言わんばかりに嘆きますよね?

それが昨日今日の話でしたらそりゃぁ悲しいですけど、10年前ならどうでしょうか。

悲しくはないですよね?

なんなら恋愛の場合は良い思い出になってるケースの方が多いと思うんですよ、もちろん例外はあるでしょうが。

たまーに思い出しても「あの子は今頃美人になってんのかなぁ、あいつがイケメン社長になってたらどうしよう。」とか、おそらくこの程度でしょう。

10年前に振られた時の事を思い出して泣く事なんてまずないですよね。

 

人間でも同じで、親しい人が不慮の事故で亡くなってしまったりというのを経験した事がある方もいると思います。

僕もあります。

亡くなったのは友人ですが、当時は毎日一緒に過ごした仲でした。

あれからかなりの年月が経ちましたが今では「あいつ、生きてたら今頃何してんだろうな。」とたまに友人間の中で話題に出てきますが、それによって涙を流したり悲しいという感覚はかなり薄れてます。

なんなら「あの時のあいつクソ面白かったよなw」くらいの感じになっています。

別に彼の死を笑いのネタにしている訳ではなく、年月をかけると自然と良い事、良かった事しか思い出さない様に人間は作られているのではないでしょうか。

 

時間が全てを解決してくれる訳ではないですが、少なくとも考え方は生きていたら変わります。

毎日が同じ繰り返しと嘆いていても昨日の自分よりは少なからず進歩しているはずです。

これは生きている限り、同じ時間を味わえない様に生きているだけで常に新しい経験をしている為、どんどん新しい記憶、経験が重なっていくので時間と共に記憶は薄れていって当然です。

恋愛と命の重みを同じとすると色々問題を生みそうですけども、僕はあくまで自分の気の持ち方の話をしています。

時間が万能薬

もし愛する「何か」を失って途方に暮れている人がいたらどうするのが正解なのでしょうか?

もし、それが家族だったらどうしてあげるのが正解なのでしょうか?

これはあくまで僕の経験、考え方なので参考までにして欲しいのですが、僕からは何も言いませんし、もし一言あるとすれば、「好きなだけ泣け。」くらいでしょう。

 

これはもうシンプルに悲しい時は悲しんだらいいのです。

楽しい時は自然と笑顔になる様に、そういう風に人間は作られているのです。

そういう風に作られてしまってるんですから仕方ないんですよ、抗っても無駄というものです。

時間が経てば大抵の事は記憶の中で忘れる事はないにしろ、必ず薄れていきます。

 

一瞬で良い思い出に変える特効薬はないにしろ、時間は万能薬だと言えるのではないでしょうか。

まとめ

生きてると辛い事は悲しいことも沢山ありますよね。

しかし、辛い事や悲しい事だけではないのも事実。

時間はかかりますが、少なくとも僕にとっての時間は万能薬です。

しかし、今が悲しみ、苦しみの絶頂と嘆いている人が多いのも事実です。

前向きに生きましょうよ。

 

 

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