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ヘソで茶をわかす

日本のへそ、諏訪湖畔に住む小市民の日々の記録

リーズナブルな白ワイン、サンタ・ヘレナ・アルパカと黒すぎて心配になるイカ墨パエリア【たくのみ。】

マンガ・アニメ

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だいぶ今更感がありますが、2016/10/05更新分の「たくのみ。」の話。例によって、「たくのみ。」で紹介されたお酒を試してみました。

urasunday.com

毎回説明役になる直ちゃんの妹で、ステラハウスの最年少者の真。連載開始当初は美人な上に冷静で何でもそつなくこなすクールビューティーなイメージでしたが、就職活動であたふたしたり最近は実はドジっ娘?な感じになりつつあります。

そんな真にまたも意外な弱点が判明します。

それは絶望的なまでに料理音痴なこと。

そんなわけで、脱メシマズを目指した真を中心に話が展開しました。

脱メシマズに向けて特訓

コンビニ弁当しか食べられない老後なんて嫌だと、脱メシマズを誓う真はみちるを巻き込んで、料理教室に通います。

しかし、ここでもメシマズの才能を発揮し大失敗。手順通りに作ったはずのパエリアは全く美味しくありません。

それでも真は諦めません。ステラハウスに帰宅した真は指に切り傷を作りながら料理練習を続けます。そんな真に料理上手の香枝が救いの手を差し伸べます。一から手取り足取り料理を教えてくれたのです。

翌日、香枝の助けを得ながら、真が夕食を準備しました。メインは料理教室で大失敗したパエリア。

今度こそはと頑張った甲斐もあり、真本人も「手伝ってもらったとはいえ… 自分で作ったとは思えない出来だ…」という会心の力作に。

真の料理に舌鼓を打ちながら、いつものステラハウスの女子会がスタートします。

サンタ・ヘレナ・アルパカ(シャルドネ・セミヨン)

今回紹介されたお酒は「リーズナブルなのに美味しい!背伸びをしない白ワイン!(香枝談)」のサンタ・ヘレナ・アルパカ。

ワインに親しみのない人でもお手軽に変えて飲みやすいチリ産ワインだそうです。

わぁ、飲みやすい白ワイン! 渋みが全然ないんだね!(真)

どこのスーパーでも見つけやすいテーブルワインだけれど、喉に引っかかる感じがなくフルーティーでコスパが良いのよ(香枝)

まさにカジュアルな女子会って感じのワインだ!(直)

という具合に、ステラハウスの面々に好評のアルパカ。これは気になります。

冷やした白ワインとパエリア。確かに美味しそうな組み合わせでもあります。

私もサンタ・ヘレナ・アルパカとパエリアを楽しみたい

見つけやすいということなので、仕事帰りに西友で探してみるとありました。

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アルパカのシルエットが可愛いです。値段も、アレ?いくらだったけな?レシート失くしちゃった… でも、数百円と安かったです。

さて、お酒の方が見つかると、一緒に食べていたパエリアも食べたくなります。

しかし…

最近、パエリア食べたばかりだったりします。記事にもしました。しかも2度。

ニトリスキレットでパエリア炊いてみたいけど蓋がないって人はこれ使ってみて - ヘソで茶をわかす

防災の日なので、アウトドアグッズのメスティンでパエリア炊いてみた - ヘソで茶をわかす

またか? またパエリアなのか?

考えながら売り場を歩いているうちに思い出しました。

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これです。イカスミパエリアの素。以前、業務スーパーで見つけて面白そうだと思って買っておいたものです。これならば見た目もだいぶ違いますし、同じパエリアでも飽きないのではないかと…

ニトリスキレットでイカ墨パエリアを作る

作り方はイカ墨パエリアのお手軽調味料のパッケージ裏に書かれていた通りにしました。

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基本的には混ぜて炊くだけです。

シーフードミックスと鶏もも肉を最初に炒めて、火が通ったところでお米と水を加えます。

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このまま炊いても十分美味そうですが、ここに主役のお手軽調味料を加えます。

これです。

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大丈夫でしょうか?真っ黒です。パッと見はです。

多少心配はあるものの、一袋分、全てニトスキの中に投入しました。

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……………

本当に、大丈夫でしょうか? 心配です…

これをさらに混ぜます。

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本当に… 食べられるものになるのでしょうか…

墨汁でも混ぜたかのような黒さです…

心配でなりませんが、信じて炊きましょう。

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調味料が綺麗?に溶けたら蓋をして20分ほど炊きます。ちなみにこの蓋はニトリスキレットのものではありません。ニトリスキレットには純正の蓋がなく、他の製品で代用するのが一般的ですが、私の場合はこのグリルパンの物を使っています。

ご覧のとおりピッタリです。

金属製な上、取っ手が横向きについているので、そのまま魚焼きグリルなどにも入れられて便利です。

イカ墨パエリア完成&実食

その見た目から、かなり心配しながら炊き始めたのですが、しばらくすると何とも言えない良い香りがして、蓋をあける前から成功を確信しました。これは絶対に美味しいと。

炊き上がったところで赤パプリカとレモンを投入し、再度蓋をして数分蒸らしましたところで完成です。

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コメが黒い。しっかりイカ墨パエリアしている感じです。

あわせるのはもちろん良く冷えたアルパカ。

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魚介の旨味とレモンの爽やかな酸味がベストマッチです。

魚介の味のしみたご飯はシットリとしていながら、程よくおこげも出来ていて火加減は完ぺきだったようです。

正直なところ、レモンなしだとチョッとくどいかもしれません。ですが、レモンを絞ると濃厚すぎるほどの魚介の味を中和してくれて最高に美味しい。

そして、そこにアルパカですよ。アルパカ。

特別美味しいって程ではないですが、安心して飲める美味しさですね。この価格でこれなら確かにコスパは高いといえそうです。

 

夏なら迷わずビールなのですが、寒くなってくると「ビールはチョッと違うかな?」って日も結構あります。だいたいそういう時は焼酎(主にいいちこ)か日本酒なのですが、今年の冬はワインも良いかもと思える味とお値段でした。

 

次はどんなお酒と料理が紹介されるのか。次の「たくのみ。」も楽しみです。

では、また。