飼い猫から人へ結核が感染し、6名が死亡~イギリス





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(Summary)
Quote from England BBC News.
"Two people in England have developed tuberculosis after contact with a domestic cat, Public Health England has announced.The two human cases are linked to nine cases of Mycobacterium bovis infection in cats in Berkshire and Hampshire last year.Molecular analysis showed that M. bovis taken from the infected cats matched the strain of TB found in the human cases, indicating that the bacterium was transmitted from an infected cat.Out of the nine cats infected, six died and three are currently undergoing treatment."27 March 2014
This news was reported large in UK.
And it shocked people.
On the other hand in Japan, Coverage of infection risk of free-ranging cats and stray cat brings is less.
Why are there people who benefit by increasing the free-range cat and stray cat?


 今年3月、イギリスでは、ペットの猫から人が結核に感染した症例が2例発生しました。それ以前にも、イギリスバークシャー地方とハンプシャー地方では9例の猫から人に結核が感染した疑いのある症例があり、そのうち6名が亡くなりました。当局が調査しています。


 今年3月27日に、イギリスでは飼い猫から結核が感染した症例が2例確認され、大きくニュースで取り上げられました。複数のマスメディアが報道しましたが、BBCニュースのインターネット版を引用します。
 Pet cats infect two people with TB「ペットの猫は、2名に結核を感染させました」。2014年3月27日。


Two people in England have developed tuberculosis after contact with a domestic cat, Public Health England has announced.
The two human cases are linked to nine cases of Mycobacterium bovis infection in cats in Berkshire and Hampshire last year.
Transmission of M. bovis from infected animals to humans can occur by breathing in or ingesting bacteria shed by the animal or through contamination of unprotected cuts in the skin while handling infected animals or their carcasses.
Molecular analysis showed that M. bovis taken from the infected cats matched the strain of TB found in the human cases, indicating that the bacterium was transmitted from an infected cat.
Out of the nine cats infected, six died and three are currently undergoing treatment.
There seems to be an increase in the number of cases of bovine TB diagnosed in cats in recent years.
The report emphasises that sharing our lives with other animals, whatever the benefits, carries some small risk.


イギリス国内で2名の方が、イエネコと接触の後に結核を発症したとイギリス公衆衛生省は発表しました。
この2人の症例は昨年の、バークシャー地方とハンプシャー地方で発生した猫から感染した、マイコバクテリウムボビス(ウシ型結核菌感染症)の9症例と関連があります。
動物から人間へ感染したマイコバクテリウムボビスの伝播は、呼吸によりまたは動物が排出するバクテリアを摂取すること、さらには感染した動物やその死体の処理中に皮膚が無防備で傷ついたところから起きる可能性があります。
分子生物学的解析では、感染した猫から採取したマイコバクテリウムボビスは、人の症例で見つかった結核菌株と一致することを示し、そして(人に感染した)細菌は、感染猫から感染したことを示しました。
猫から感染した9名のうち6名が死亡し、3名は現在治療を受けています。
近年では、猫でのウシ型結核菌感染症例数の増加があるようです。
報告書は、我々が生活を他の動物と共有することが、利益がどうであれ、いくつかの僅かではあるものの危険をともなうと強調しています。



 猫から人に結核が感染したとのニュースはイギリス国内ではかなり大きく報道され、人々に少なからず衝撃を与えたようです。残念ながら、このニュースは日本では報じられていないようです。
 猫による感染症のリスクは、結核だけではありません。最近も日本国内で鳥インフルエンザが発生し、多くの鶏が殺処分されました。養鶏場の鶏が鳥インフルエンザに感染した原因の可能性として、かつて和歌山県のケースで、NHKが放し飼い猫による感染の疑いを小さく報じたことがあります。また、宮崎県を中心地として大流行した口蹄疫の感染拡大の一因として、宮崎大学農学部が放し飼いの猫、野良猫を指摘しています。
 しかし不思議なことに日本では、野良猫、放し飼い猫による感染症拡大リスクについて、あまり報道がされません。また公的機関でも、あまり指摘されません。

 アメリカ、イギリス、ドイツなどの欧米先進国では、猫による感染症拡大リスクについては、公的機関を始め、マスメディアも指摘しています。先に述べた鳥インフルエンザですが、アメリカの学術論文や政府機関はイエネコ(野良猫・放し飼い猫)も感染し、それらの猫が感染拡大の一因になると指摘しています。
 狂犬病はアメリカでは、人が飼育する動物では、感染源はほとんどが猫であるということは、学術論文でも政府の公的文書でも繰り返し述べられています。しかし日本では、まず猫による狂犬病リスクは指摘されません。その他、イエネコ(野良猫・放し飼い猫)は、ペストの感染拡大になるというのは、欧米先進国の公衆衛生学では常識です。しかし日本では、野良猫・放し飼い猫はペスト予防になるとさえ無知な動物愛護(誤)家が誤った情報を拡散しています(「野良猫・放し飼い猫はペスト予防になる」という愛誤の誤った主張については、次回以降の記事で学術論文や政府機関文書等の反証を示します)。

 野良猫・放し飼い猫は、感染症予防上100害あって一利なしなのです。なぜ日本では、野良猫・放し飼い猫の感染症リスクについて触れられることが少ないのでしょうか。さらにはペストのように「野良猫・放し飼い猫は感染を予防する」という真逆の誤った情報が流布されるのでしょうか。
 野良猫・放し飼い猫の感染症拡大リスクについては、水面下で利権が絡み、何らかの言論統制があるのではないかと疑っています。猫の無責任飼育(=野良猫への餌やり、地域猫)、いわゆる愛誤ビジネスの推進のためには、野良猫・放し飼い猫を容認する世論が必要ですから。折々、野良猫・放し飼い猫の感染症拡大リスクについて、欧米先進国の学術論文や政府の公文書などを紹介していきたいと思います。日本とのギャップに驚愕します。


(画像)

 神戸市長田区で見つけた、顔面が大怪我をした猫。原因は何なのでしょうね?これだけ組織が欠損していれば、長くは生きられないという感じがします。

SH3E0033.jpg


 顔面を大怪我した猫のすぐ近くには置き餌が。このような無責任な飼育?の仕方をする人は餌だけやって、猫を獣医師に診せることもしないのでしょう。

長田区置き餌


 近くには、他にも若い野良猫が多数いました。まさに、野良猫愛玩は、命の使い捨てという感じがします。

長田区野良猫 丸山
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大怪我しているこの放し飼い?、餌付け猫は害獣被害者に報復でもされたんでしょうかね?。まぁいずれにしても放し飼い、餌付け無責任飼育の猫がどんなに大怪我しようがくたばっていこうがなんの同情の念も感じませんが。この地域の害獣は百匹くらいはいるのでしょうか?。
大怪我しているこの猫の飼い主?はやはり治療してやるつもりがないんでしょうかね?。

Re: タイトルなし

地球人様、コメントありがとうございます。

> 大怪我しているこの放し飼い?、餌付け猫は害獣被害者に報復でもされたんでしょうかね?。

見た感じでは、犬に噛まれたという感じがします。
犬が本気で攻撃するときは、首か顔面ですから。
近所の飼い犬にちょっかいでも出したのでしょう。

>この地域の害獣は百匹くらいはいるのでしょうか?。

それほど多い感じはしません。
餌やりが小規模なのと、何らかの理由で早死する猫が多いのだと思います。


> 大怪我しているこの猫の飼い主?はやはり治療してやるつもりがないんでしょうかね?。

でしょうね。
スーパーで安いカリカリを買ってきてばら撒くのに比べたら、怪我した猫を保護して獣医に診せるのは、手間もコストも格段にかかりますから。
餌だけ無責任に与える人は、そんな面倒で金がかかることはしません。
猫の怪我は写真の見た目よりひどくて、鼻骨までえぐれて気道から息が漏れていました。
片目が潰れているし、長くは生きられないでしょう。
プロフィール

さんかくたまご

Author:さんかくたまご
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1959年生。
大阪府出身、東京育ち(中学は世田谷区立東深沢中学校、高校は東京都立戸山高校です)。
現在は、兵庫県西宮市在住です。
一人暮らしです。

趣味はクルマをコロガスこと(現在のクルマは4代目のメルセデスベンツです。ドイツ車では5代目)、庭での果樹栽培、家の手入れ掃除です。
20歳代前半から商品先物、株式投資をはじめ、30歳で数億円の純資産を得るが、その後空売りの深追いで多くを失う。
平成12年ごろから不動産投資を行い成功、現在50数戸を無借金で所有。
不動産投資では、誰も見向きもしなかったキズモノ、競売物件などをリノベーションする手法です。

・座右の銘は「人の行く裏に道あり花の山」
・好きな生き物 メジロ
・尊敬する人 ガブリエルシャネル(シャネル社創業者)
・好きな言葉 Das Beste oder nichts「最善か無か」。ダイムラー・ベンツ社の企業理念。私自身は何事も中途半端でいい加減です。ですからこの言葉に憧れます。

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