1980年代まで、脳の機能に男女差はないと考えられていました。しかし1990年代に入って脳の研究がう進むにつれ、脳には性別によって差があることが分かってきました。あなたの「心」「感情」に大きな影響を与える脳を知って、恋愛成功の秘訣を学んでみましょう。
- 「好き」になる理由なんてない
- 秋は男女ともに恋愛したい季節
- 何も考えていないときこそ、いい恋愛ができる
- 一目惚れしやすい時期は中学時代
- SEXの回数が多くなればなるほど、「ときめき」が薄れていく
- たくさんの人と子供をつくった方が、子孫が反映する確率が高い
- 記憶は体の至る所で保存される
- 女性は男性よりも、10倍皮膚が敏感
- キスが心地よければ、相性が良い
- 恋愛感情と不安な感情は同じ作用を及ぼす
- お腹が空いた男性は、性衝動が増加する
- 生理中の女性は恋に落ちやすい
- 抱き合うことは痛み止めの効果と同じ
「好き」になる理由なんてない
「好き」「嫌い」という感情は、本能を司る大脳辺縁系の扁桃体という部分で判断されます。この感情を後で理由付けするのが、理性を司る大脳新皮質です。つまり、「好き」という感情は、本人の理性・意思とは無関係なんです。なぜ好きなのかなんて考えても、それは単なる理由づけの作業に過ぎないのです。
秋は男女ともに恋愛したい季節
動物には発情期があります。発情期は、妊娠期間に合わせて発生するようにできています。猫の場合、妊娠期間は約2か月。発情期は春に来る場合が多いようです。夏の暖かい時期の方が、生まれる子猫にとって気温が高く、食料が豊富なのでそれに合わせて発情期がやってきます。人間の場合も、同じように夏に子供を産んだ方が有利です。そのため、約290日と言われる人間の妊娠期間を逆算して、秋に発情期が来るのです。実際、人間の恋愛に関するホルモンが盛んに分泌されるのは秋だといわれています。
何も考えていないときこそ、いい恋愛ができる
脳科学者の茂木健一郎氏の研究では、脳は何も考えていないときに最も視野が広くなり、冷静な判断ができるようになるそうです。何か1つのことを考えていたり、目的を持っているときは、それに集中してしまって全体が見えなくなってしまいます。恋愛についても理想を持ちすぎず、ニュートラルな気持ちでいるときに、素敵な出会いが現れるものです。
一目惚れしやすい時期は中学時代
年齢を重ねるにつれ、理性が身についてきます。これを脳科学的に説明すると、若いころは本能を司る大脳辺縁系が活発なのですが、歳を取るごとに理性を司る大脳新皮質が活発になるからだと言えます。本能が勝っている年齢では、見た目や少ない情報だけで恋愛しがち、つまり「一目惚れしやすい」と言えるでしょう。脳が成長する過程で見ると、理性を司どる大脳新皮質がまだ未発達な、14~15歳頃が一番一目惚れしやすい時期になります。
SEXの回数が多くなればなるほど、「ときめき」が薄れていく
脳は常に、新しい刺激を追い求めたり、理想を創り出してそれを実現させようとします。要は「ないものねだり」を常にしているのです。だからどんなに欲しがっていたものだとしても、それを手に入れてしまうと脳は満足してしまいます。次に何か新しいものが欲しくなってしまうのです。「ときめき」とは、手に入っていないものに対して抱き続ける感情です。そのため既に手に入れてしまったものに対しては、「ときめき」を持ち続けることは困難です。代わりに「安心感」というものは手に入れられますが。
たくさんの人と子供をつくった方が、子孫が反映する確率が高い
遺伝子学的には、1人の異性との間にたくさん子供をつくるよりも、複数の異性との間に1人ずつ子供をつくった方が子孫が反映する確率が高いことになります。遺伝子がバラエティに富むので、環境の変化に対応しやすくなるためです。だから、本能では「常に良い異性を求めてしまう」のです。芸能人に憧れを持ってしまうのだって、脳が求める本能が起こすものなのです。
記憶は体の至る所で保存される
記憶は、「ニューロペプチド」という神経伝達物質に保存されて、体の至る所にばらまかれているというのが、最新の脳科学の定説です。臓器を移植された人が、ドナーの記憶や好みに似てくるなんて話がありますが、それも「ニューロペプチド」が関係しているのかもしれません。恋愛においても、付き合いが長くなるにつれてお互い似た者同士になってくるということが多々あります。これも、肌を触れ合うことで記憶を交換しているからなのかもしれません。
女性は男性よりも、10倍皮膚が敏感
脳科学的に「肌に刺激を与えた際、刺激を感知する脳の部位の血液量は女性の方が男性の10倍多い」ことが分かっています。つまり、女性の方が男性よりも10倍刺激に敏感なのです。これは皮膚の刺激だけでなく、舌の感覚についても同じことが言えます。
食べ物に関する感覚も、女性の方が敏感です。
キスが心地よければ、相性が良い
キスをした瞬間に、相手の唾液成分を脳が判断しはじめます。一瞬の間に、脳は「相手の健康状態」「遺伝的に近いか遠いか」などをチェックします。そして問題ないと脳が判断した場合、快感物質のドーパミンが大量に放出されます。これがA-10神経を興奮させ、快感を覚えるようになるのです。脳が判断を初めて快感を覚えるまでの時間は、1秒以内と言われています。もしも脳が「問題あり」と判断した場合は、コルチゾールというストレスホルモンを放出し、不快感を与えてきます。
恋愛感情と不安な感情は同じ作用を及ぼす
恋愛感情は、脳内で「アドレナリン」を分泌させます。この物質は、緊張や不安を感じた時にも分泌される物質です。瞳孔が開いたり、手汗をかいたり、心拍数が上がったりと、体が興奮状態になります。恋愛中は、相手のことが気になって不安に駆られるのは、アドレナリンが分泌されるのが原因です。
お腹が空いた男性は、性衝動が増加する
男性の脳は、性欲中枢と摂食中枢の距離が非常に近い位置にあります。そのため、空腹を感じると「自分は欲求不満なのかもしれない」と勘違いしてしまいがちです。空腹時の男性には、注意が必要かもしれません。
生理中の女性は恋に落ちやすい
生理中の女性は、脳の中で不安感がMAXになっている場合が多いと言われています。脳内物質のセロトニンが不足している状態なので、そんな状態の女性に優しく声をかけてくる男性があれば、女性は好意を持つ可能性が高くなります。男性側も気を付けなければならないのは、女性の心が不安定な状態にあるので、しつこいと嫌われる可能性が高い時期となります。
抱き合うことは痛み止めの効果と同じ
異性同士で抱き合うと、「オキシトニン」というホルモンが体内から分泌されます。このホルモンは、痛みを和らげる効果があるといわれています。恋人同士で抱き合うことで、体や心が癒されるのは科学的にも正しいと言えるでしょう。
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