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 日本銀行が14日発表した9月のマネーストック(世の中に出回っているお金の量)の速報値によると、企業や個人が持つ預金や現金は、前年同月比3・1%増の1265兆1千億円で、伸び幅は前月(2・8%)より拡大した。

 普通預金などの「預金通貨」は前年同月より8・6%増え、伸び幅は調査開始以来最大だった。定期預金などの「準通貨」は同1・2%減った。マイナス金利政策で定期預金の金利が下がり、普通預金へお金を移す動きが進んでいるとみられる。

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