こんにちは。
今日は既に2本のUpをしているのですが、あわてて3本めのUpをさせていただきました。今日10/14は、今世紀最大の「音楽家」の1人レナード・バーンスタイン(1918年8月25日~1990年10月14日)の命日でした。
バーンスタインは、アメリカが生んだ最初の世界的な指揮者であるほか、作曲家・ピアニストとしても知られています。また、「ヤング・ピープルズ・コンサート」の企画・司会・指揮を通した啓蒙活動や、晩年の「パシフィック・ミュージック・フェスティバル」の創設といった教育活動にも力を注いでいました。「指揮者」とせずに「音楽家」としたのは、こうした理由からです。
一般には、ミュージカル『ウエストサイド物語』の作曲家として知られているでしょうが、この作品の映画化には携わってはいないようです。
まず、ディスクをご紹介しましょう。
ニューヨーク・フィル時代はCBSに録音をしていましたが、後年活動の拠点をヨーロッパに移すと、ドイツ・グラモフォンからディスクを発売するようになりました。中でも、ウィーン・フィルとのベートーヴェンやブラームスや、3つのオーケストラを振り分けたマーラーなどは名盤として高く評価されています。取り上げるのは、そのうちのベートーヴェン/交響曲全集です。
- アーティスト: Ludwig van Beethoven,Leonard Bernstein
- 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
- 発売日: 2004/05/11
- メディア: CD
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この全集は、バーンスタインが遺した録音でも、最も成功したものの1つでしょうし、ベートーヴェンの交響曲全集としても傑出していると言えましょう。
次は動画です。せっかくですので、映画『ウエストサイド物語』の冒頭部分もご覧ください。監督はロバート・ワイズです。
West Side Story - Prologue - Official Full Number - 50th Anniversary (HD)
もう1本は、ベートーヴェンの「第九」です。オーケストラは、ウィーン・フィルです。
Symphony No. 9 (Ludwig van Beethoven)
先に触れた録音と同一音源です。溢れんばかりのバーンスタインの人間性に心打たれます。