最新鋭のステルス駆逐艦「ズムワルト」 米軍が初公開

最新鋭のステルス駆逐艦「ズムワルト」 米軍が初公開
アメリカ海軍は、レーダーに映りにくいステルス性能を備えた最新鋭の駆逐艦、「ズムワルト」級の1隻目の艦艇を、NHKなど一部メディアに初めて公開し、アジア重視の戦略のもと、アジア太平洋地域に展開させ、この地域での抑止力を高める狙いです。
公開されたのは、アメリカ海軍の最新鋭の駆逐艦、「ズムワルト」級で初めて完成した1隻目の艦艇「ズムワルト」です。今月15日の就役を前に13日、メリーランド州ボルティモアでNHKなど一部メディアに初めて公開されました。

「ズムワルト」は全長およそ185メートル、排水量1万5000トン余りで、レーダーに映りにくいステルス性能を備えているのが特徴です。電波の反射をそらすため、船体の形が一般的な艦艇とは異なり、三角形に近い特殊な形状をしています。
また、船体の側面からはアンテナなどの構造物がほぼ取り払われ、甲板にある主砲も船体内部に格納できる仕組みになっています。

「ズムワルト」のカーク艦長は「世界中であらゆる任務に対応できる生存性の高い駆逐艦だ」と述べ、性能の高さを強調しました。

アメリカ軍は、アジア重視の戦略のもと、最新の装備をアジア太平洋地域に配備する計画を進めています。「ズムワルト」もカリフォルニア州のサンディエゴを拠点にアジア太平洋に展開して活動するということで、国防総省は、この地域の抑止力を高めることにつながるとしています。
公開されたのは、アメリカ海軍の最新鋭の駆逐艦、「ズムワルト」級で初めて完成した1隻目の艦艇「ズムワルト」です。今月15日の就役を前に13日、メリーランド州ボルティモアでNHKなど一部メディアに初めて公開されました。

「ズムワルト」は全長およそ185メートル、排水量1万5000トン余りで、レーダーに映りにくいステルス性能を備えているのが特徴です。電波の反射をそらすため、船体の形が一般的な艦艇とは異なり、三角形に近い特殊な形状をしています。
また、船体の側面からはアンテナなどの構造物がほぼ取り払われ、甲板にある主砲も船体内部に格納できる仕組みになっています。

「ズムワルト」のカーク艦長は「世界中であらゆる任務に対応できる生存性の高い駆逐艦だ」と述べ、性能の高さを強調しました。

アメリカ軍は、アジア重視の戦略のもと、最新の装備をアジア太平洋地域に配備する計画を進めています。「ズムワルト」もカリフォルニア州のサンディエゴを拠点にアジア太平洋に展開して活動するということで、国防総省は、この地域の抑止力を高めることにつながるとしています。