EU基準満たす魚市場の利用 当初計画の5% 青森
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青森県八戸市が4年前に開いた国内で唯一、EU=ヨーロッパ連合の厳しい衛生基準を満たす魚市場の水揚げ量が、使い勝手の悪さなどから当初計画の5%ほどにとどまっていることがわかり、会計検査院は魚市場の整備に投入された国の交付金の一部を不当な支出だと指摘することにしています。
国内有数のサバの水揚げ量を誇る八戸市は4年前、魚介類の国内消費が減る中、輸出拡大を目指し、EU=ヨーロッパ連合の厳しい衛生基準を満たす国内で唯一の魚市場を開きました。
新しい魚市場は、漁船からサバを大型のホースで吸い上げて、人の手を触れずに箱詰めできる設備を備え、これまでに国の交付金など19億円余りが投入されました。
ところが会計検査院が調べたところ、ホースを使った水揚げは時間がかかるうえ、せっかくの衛生管理も魚の取引価格の上昇につながっていないことなどから、利用が広がらず、昨年度、サバの水揚げ量が当初計画のおよそ5%の1600トン余りにとどまっていました。
また、魚市場に導入された電子入札システムは一度も使われておらず、会計検査院は、このシステムへの交付金、およそ440万円を不当な支出だと指摘することにしています。
八戸市水産事務所の中里充孝副所長は「利用が少ないのは重大な課題だと認識している。今後、水揚げにかかる時間を短縮するなどして利用を増やしたい」と話しています。
新しい魚市場は、漁船からサバを大型のホースで吸い上げて、人の手を触れずに箱詰めできる設備を備え、これまでに国の交付金など19億円余りが投入されました。
ところが会計検査院が調べたところ、ホースを使った水揚げは時間がかかるうえ、せっかくの衛生管理も魚の取引価格の上昇につながっていないことなどから、利用が広がらず、昨年度、サバの水揚げ量が当初計画のおよそ5%の1600トン余りにとどまっていました。
また、魚市場に導入された電子入札システムは一度も使われておらず、会計検査院は、このシステムへの交付金、およそ440万円を不当な支出だと指摘することにしています。
八戸市水産事務所の中里充孝副所長は「利用が少ないのは重大な課題だと認識している。今後、水揚げにかかる時間を短縮するなどして利用を増やしたい」と話しています。