ソフトバンクグループは14日、世界的にテクノロジー分野への出資のため、ファンドを設立すると発表した。今後5年間で少なくとも250億米ドル(約2.6兆円)を出資する予定。同ファンドにはサウジアラビアの公共投資基金(PIF)が今後5年間で最大450億ドル(約4.7兆円)出資を検討する。
ファンドの仮称は「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」。人工知能(AI)など新たな情報分野への投資を念頭においているとみられる。大手投資家にも投資を募り、ファンドの総額は1000億ドル(約10兆円)の規模になる可能性があるという。〔日経QUICKニュース(NQN)〕