森山未來の企画によるダンス公演『JUDAS, CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ~太宰治「駈込み訴え」より~』が、2017年1月4日から神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館で上演される。
同公演は、森山未が文化庁の文化交流使としてイスラエルに滞在していた際に現地の振付家でダンサーのエラ・ホチルドと共に制作した作品。太宰治の短編小説『駈込み訴え』をもとにしており、2014年にテルアビブで初演された後、昨年に愛媛・内子座と横浜のHONMOKU AREA-2で上演された。
今回はこれまでと同様にホチルドが演出、美術、振付を手掛け、森山とホチルドが出演。音楽は昨年の横浜公演に引き続き、蓮沼執太が担当する。
森山は今回の上演にあたり「作品は上演を重ねるたびに深度が増していくもの。今回もエラと、執太と再び会ってセッションを深め、作品を発展させていきたいと思っています」とコメント。
なお同公演に先駆けてホチルドと森山がミュージシャンとコラボレーションするイベント『SAL Dance and Music Installation By Ella Rothschild and Mirai Moriyama』が、12月27日から3日間にわたって東京・表参道のスパイラルガーデンで開催。各日で異なるミュージシャンが出演し、青葉市子、阿部海太郎、堀つばさ、U-zhaan、吉井盛悟が登場する。
チケットは10月28日から販売開始。『SAL Dance and Music Installation By Ella Rothschild and Mirai Moriyama』の3公演通し券や、同イベントと『JUDAS, CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ~太宰治「駈込み訴え」より~』のセット券もそれぞれ30枚限定で用意される。